夏休みの宿題の解き方、文例についてではありません。
もう時間がない、とあせって混乱している、中高生向けの文章です。
夏休みも残すところ10日ですね。
まだやってない人は、いまとてもあせっていると思います。
まず、何をどうすればいいのかを整理してみましょう。
あと10日あれば、それは試験勉強と同じだけの時間があるので、普段、試験勉強して試験をパスしていれば、十分やれる時間です。
それと、夏休みの宿題というのは、期限までに提出するのが目的なんですね。
ただ漠然としたイメージで大量の宿題を提出しなければならないと思ってるから、あとたった何日しかないとあせってしまうのではないでしょうか。
その提出ですが。
1:とにかく提出できればいい。
2:提出していい成績、評価?に結びつけたい。
の2パターンあるので、そのどちらを選ぶか、まず気持ちを落ち着けて、決めましょう。
いい成績、評価が欲しい場合。
試験勉強と同じです。
それは夏休みの宿題ではなく、試験勉強だと思って、10日間、いつものように取り組んでみてください。
それで平均以上はいけるはずです。
ただ、いい評価が欲しい場合は、時間がかかるものは時間をかけるしかないので、今年はその希望は捨てることを、当ブログでは提案します。
とにかく提出できればいいと決めた場合。
試験と同じく、どんな問題にでも、点数を稼ぐための問題があります。
宿題全部の量にもよるけれど、とりあえず簡単な問題、すぐ解けるものを全部埋めてしまうこと。
途中、難しい問題が出てきても、飛ばしてどんどん解けるのから解いていきます。
評価を求めない夏休みの宿題は、やってあるかどうか、の話なんです。
なので、少しでもやってある、解答欄が埋めてある宿題を作りましょう。
解けるのを解いていくだけで3日あればできると思います。早い方は1日半くらいでできるのではないでしょうか。
そしてあと2日を、解けない問題に割り当てて、取り組む。
いま、それだけあせっているということは、先輩のノートや知り合い、お友達の宿題はアテにならないんですよね?
じゃあ全部は解けないので、すぐには解けない問題の全部の量から、解けそうな問題を、全体の半分以上の数、付箋をつけてピックアップする。
そして、すぐに解けない問題を二日間、徹底的に解いていきます。
お金はかかるけれど、参考書をアテにしたり、文例、解答例はインターネットを頼る。
お父さんとお母さんは大体昼間に働いておられると思うので、あまり頼ることは考えない方が親切ですね。
わからない漢字は、スマホを持ってるなら、撮影してグーグル画像検索かけてもいいし、漢和辞典というのがあるから、持っていたら、漢字を縦半分に分解するつもりで見て、右側、左側の形が合うものを、漢和辞典で探して、指定のページをめくれば、そこに難しい漢字が載っています。
わからなければ、漢和辞典 使い方で、Google検索。
漢和辞典が家にない人は、図書館に行けばあるので、「宿題をやるスケジュールの中で、図書館に行く日を決めて、その日に、調べるものを集中させましょう」。
で、すぐに解けない問題を試験勉強と同じくらい、二日間頑張って解いたら、それでおおかた宿題が大体埋まっている状態が作れているので、残りのとても難しい問題は、付箋を貼って残しておきましょう。
残り5日で、課題を作ると思うんですが。
もう適当な出来合いのホビーでお茶を濁すか、あまり目立たない出来栄えのものを作って、それを提出しましょう。
家庭科系はすぐできるのでおすすめです。
観測系は時間がかかるし、過去のデータを書き写しただけではバレバレなので、やめておきましょう。
あと日記ですが。(まだあるんですか?)
これは、記憶を頼りに、どんどん書いていきましょう。
楽しかったこと。気になったこと。
いま覚えている夏休みの大体のことを、そのまま、分散して書いていけば、夏休みの日記というのは埋まります。
あいだあいだにネトフリやアマプラで観た、ドラマや映画の話を書いてもいいですね。
それで1週間分は作れるので、それを2ヶ月の間の夏休みの日程に、うまく分散して書いていきましょう。
あとお盆ネタというのは、テッパンネタですから、お盆の三日間はご先祖様に感謝してること、お墓参りに行けたかどうか。家の仏壇に何が供えられてただの、彫刻の飾りがどうなっているかとか、何を食べたかを書きましょう。
それであと残りがどうしても埋まらなかったら、いま自分が考えていること、悩んでいることを、書いていきましょう。
とりあえず8割埋まれば、上出来です。
それ以上が出ない場合は、新聞やニュースサイトに行って、ネタを探しましょう。
新聞はコンビニで売っています。ウケがいい話題は社説です。
それで2割が埋まります。
天気は、8月7月後半の気象データを検索して埋めていきましょう。
日記は、書いてあるかどうかが重要視されるので、いい点数を狙わない、提出できればいい場合は、そんな感じでやってみてはいかがでしょうか。
それで大体3日かければできると思うので、次の1日は、図書館にいきましょう。
そして図書館にある参考書で、解けなかった問題を解いたり、課題図書になりそうな薄い本を探して、それを3時間かけて読んで、書評を見て(大体ネットにあります)に、書評の人と同じ考え方を自分でもやってみて、自分はどう思ったか、どう考えるのかをネットにある感想文例文集の「構成」を参考にして、文字数を埋めましょう。
ところどころその本を読んで、ざっくりどう思ったかを書くと、文字は埋まるし、読んでて興味深い感想文にはなりますよね。これは私の好みです。
話題のアノ感想文についてですが。
私はよくない人間ですけど、おすすめしません。
理由は、あなたがアクセスできる情報は、先生もスマホやパソコンを持っているのでアクセスできるから。
当然、知っているはずです。
なので、題材がカブってる時点で損をします。
次に内容を変えて書き、全体を自分のレベルに体裁を整え、自分の意見を書き直し、手を加えて、不自然ではないものにする時間は、作文が苦手な人は二日はかかると思います。
それと、読書する3時間と1時間から2時間かけて自分の思うとおりに書いていく時間を比べた場合。
半日で済むものと2日はかかる作業を考えても、時間の面でも損だからです。
素人判断で恐縮ですが。
アノ感想文集はどれも上手すぎるんです。
それを下手に自然に素人っぽく書くのは、とても難しいのではないでしょうか。
なので、当ブログではおすすめしません。
で、最終日は、宿題全体に抜かりがないかをチェックして、あとは期日に間に合うように持っていけばいいと思います。
まとめとしては。
学校側からの夏休みの宿題の意図とは別に、あくまでこれは私の考えですけれど。
夏休みの宿題というものは、なんでこんなことをしなきゃいけないんだよ、と誰もが思っているものに、どれだけ要領よく取り組めるか、の訓練です。
スケジュールを自分で組み立てて、自分で調べて、大体のことをやってみる。
そういう練習ですので、落ち着いて取り組んでみてはどうでしょうか。
私は勉強もできなかったし、昔も今も頭が悪いので、夏休みの宿題に整理をつけることで書けることはこのくらいです。
いま思うと、クラスにいた頭のいい子って、本当の天才は一人二人で、残りの頭のいい、成績のいい子たちって、勉強の取り組み方、出された問題の解き方、勉強への整理のつけ方を知っていた子達だったんじゃないかと思うんですよね。
あと10日、試験勉強期間と思って全力で取り組むと、学校が始まる頃には、頭も体もいい慣らし運転になって結構お得ですので、よかったら参考にしてみてくださいね。
そしてネット情報のお約束。
全ては自己責任でやってみてください。
食事、睡眠は忘れずにしっかり摂ってくださいね。
以上、夏休みの宿題というものへの整理の付け方、でした。