休刊 キム・ソクジン



休刊 キム・ソクジン 
あと2ヶ月ですね。
ARMYさん達も待ち遠しくされていると思います。
アルバコエルレアオクラータは花が終わりました。
無事のお戻りを待っています:)

2023/08/08

読書感想文について

 


 

はじめに。

読書感想文の上手な書き方は私にはわかりません。ご覧の通り、とても文章が下手ですので。

 

じゃあ、あのことを書くのかな? と思われてることについての情報も持っていません。ごめんなさい。

 

こう書いた理由は、死に物狂いで検索してヒットしてきちゃった人たちにムダ足を踏ませたくないからです。

 

最初に私の主張を書きます。

 

私は、提出しなければならない読書感想文というものが読書嫌いを増やしている、という井上ひさし先生の意見に一票です。

Wikipediaで読みました。

 

議論をするつもりはないので、そう思わない方は、ああ、この人は意見が違うんだな、と思ってくださるとありがたいです。

 

この頃の私は、すごくご機嫌で、いままで2年半強ずっと緊張し続けていたのがやっと抜けて、ひとつ前のポストから冗談が自然に出るようになってきています。

 

そのきっかけは、偶然ヒットした読書感想文についての情報を求める投稿を見つけ、死ぬほど爆笑して、1時間以上笑いまくっていたからです。

 

普段から、読書感想文けしからん!と怒っているわけでも、問題意識があるわけでもなく、むしろその投稿で、自分が、提出しなければならない読書感想文に対してどう思っていたかが、いきなりドカンと切り出されました。

 

それで、その投稿の自由な言葉使いや、なまの言葉使い、温度、熱量、そこからあふれる躍動感に、なんだか清清とした心持ちになりました。

 

爆笑と書きましたが、痛快きわまりない腹の底からの笑いと、10年以上押し殺していた、ふざけるのが大好きな気持ちと、不思議と明るくて健康的なものまでが、その投稿者によって私の中に、はいコレ! と手渡された気がして、その晩は心配されるくらい、ずっと笑っていました。

 

あと私は、この世界はみな、すごく真面目で厳しい人たちばかりになってしまったのかな、と心配していたので、

「なんだ。可視化されないところに、また戻っていってるだけなんだな」

と胸をなでおろしました。

 

本当によかったです。

どうしちゃったんでしょうね、この頃の世の中って。

いいですけど。私、関係ないから。

 

私は学級会というものが昔あった頃(まだあるんですか?)、そこに議題として提出されて、よく吊るし上げを食らっていたので、本当にこのテの真面目な人たちが大嫌いなんです。

 

向こうも私みたいな人間が大嫌いなので、めでたく両思いというわけです。よかったよかった。

 

提出しなければならない読書感想文についてですが。

 

全国レベルの感想文も公開されており、拝読してすごく驚いたんですが。

 

ものすごい文章力で、洞察力も素晴らしく、構成もきちんとしていて、もう感想文のレベルではありませんでした。

 

よくある、年をとった人間が年若い人を尊んで点数稼ぎをしたいわけでも、ものわかりのいい人アピールをしたいわけではないです。

 

凄かったです。何も文句のつけようがない感想文だったので、その道を極めたい生徒さん達は、これからもそこを目指していってほしいなと思いました。

 

 

それを読んだ上で、書きますが。

 

誰ひとり、いいと思っていないことを、なぜ続けてるんですか?

 

署名入りニュース記事も拝読したんですけれど。

感想文をやめてる学校もあるそうですね。

反対に、感想文を続けよう!という学校もあるそうです。

 

 

私がこんな小さなところで書いたくらいで、感想文がなくなるとは全く思っていませんので、続けますが。

 

この、提出させる人、課題図書を選ぶ人、課題図書を作る人、課題図書を読む人と、感想を書かなければならない人の中で、本当の意味での感想文を書いたのは、あの投稿者だけです。

 

 

あの投稿者達だけが、本当の感想文を書いています。

 

 

そのことをお伝えしたくて、今日はパソコンの前に座りました。

 

 

戦略としての文章が必要であることは、私もそうだろうなと思いますし、必要なスキルですから、特に批判はありません。

 

2023年の現在、読書感想文に何が求められているのかは、提出している人、それを受け取る人の最前線にいる人たちが1番よくご存知だと思います。

 

私はいま現在、求められている感想文の条件を知らないので、自分が知っている範囲の感想文について書いて終わります。

 

感想文の読者として、私が知りたかったのは、

 

あなた達がどう思ったのか。

その本が好きだったのか。

どういうところが良かったのか。

わからないところはどこだったのか。

嫌いな登場人物は誰だったのか。

どうして嫌いになったのか。

嬉しかったのか。退屈だったのか。

同じ作者の次の本が読みたいのか。

もっと短いのがいいのか。やっぱり漫画がいいのか。

 

その本のことを何年経っても覚えている自信があるか。

 

という、感想文を提出している人、受け取る人、その両方が、普段、メールやラインやツイッター(今はX?)で書いているものの手前にある、

誰の顔色も伺わない、本を読んだ後の胸の内に生まれた、ただそこにある、本を読んだ後の気持ち、です。

 

私は、それが知りたかったですし、読みたかったです。

 

私も一文だけの感想を書いていますね。お恥ずかしいことです。

 

提出しなければならない読書感想文を書くみなさんが、ここまで読んでくださったのなら、どうか、このことを知っていてください。

 

私は、今日、みなさんの読者でした。

 

色々なご事情に合わせた、提出しなければならない読書感想文を作成しなければならないことは、大変なご苦労だと思います。

 

ですが、読者というのはわがままなので、私は読者としての自分から、あなた達に、どうしても伝えたいことがあるので書きます。

 

私は、みなさんがその本を読んだ後の気持ちが、知りたかったです。

とても知りたかったです。

 

どうか、この読者のニーズに応えてもらえないでしょうか。

 

なので、このことをもし覚えていてくださるなら、また感想文をやる時、余裕があったら書いてください。


それを知りたいのは、私だけでは決してないことを、私は知っています。

 

 

みなさんの周りにもいる、あのステキなお友達を大切にしてくださいね。

 

その内のおひとりが、とても長い間ガチガチになっていた、ネットに棲息する一人の人間の心を解きほぐしましたよ。ものすごいことです。

 

ありがとう、と。

すごい魔法だった、と、そうお伝えください。

 

それでは、また、いつの日か、みなさんの読書感想文越しにお会いできる時を楽しみにしています。

 

 

あなたの、読者より

 

 

 

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20230809 02:16 文章をなおし改行を加えました。

20230809 02:24 誤字をなおしました。

20230809 03:46 誇張が過ぎて正確ではない箇所を訂正しました。気をつけます。