日曜日なので、穏やかな内容を書いています。
すっかり秋も半ばですね。
この頃では、秋の旬を少しずつ食べています。
秋の旬といえば、多くの方は「栗」「さつまいも」「梨」「いちじく」などを連想されると思いますが、
なんといっても安くて、何に入れても間違いなくうまいのが「きのこ」ですよね。
かなり前になりますが、当時住んでいた町にあった格安スーパーの店頭で、地産地消を目的とした旬の食材が取り扱われていたので、そこで初めて本当の「なめこ」を見たんです。
「なめこ」に本物って・・・?
と思われるかもしれませんが。
私の言っているのは、全国に流通している平たくパッキングされた「なめこ」ではなく、普段よく目にする機会が多い「しめじ」や「まいたけ」のように、プラスチックの受け皿に乗せられて袋に入っている「黄色いなめこ」のことです。
黄色?
「なめこ」は茶色いのでは・・・?
と、いまみなさんの頭の中は、さらによくわからないことになっていると思いますが(笑)
採れたての「なめこ」は「黄色い」んです。
すこしオレンジがかった黄色いのもありますが。
「なめこ」は、「黄色い」んです。
そしてデカイんです。
「しめじ」の1.5倍くらいあります。
スーパーや八百屋さんを覗かれる方はご存知だとは思うんですが。
秋冬になると「きのこ」の棚に置かれている、黄色くてデカい「きのこ」を目の端に入れながら、
なんだろう・・・。
この「デカい毒キノコ」みたいなのは?
と思われていた方も結構いるのではないでしょうか。
それが「本来のなめこ」です。
あれこそが「なめこ」なんです!(力説)
そして、異様にうまいです。
「なめこ」・・・、ああ、あの全体的にぬるっとした茶色い、小袋に入ったアレでしょう?
という、普段のあたりまえが覆されるうまさと自然なぬめりなのが、収穫された本来の「なめこ」の姿だったんですね。
私も最初、毒キノコみたい・・・、と思いながらも、調理法がよくわからないので、普通におみそ汁に入れておそるおそる口に運んだら、少しだけ歯応えが残り、「なめこ」から出たこっくり濃い出汁とみその味が合わさって、なんだったら少し上品でもあって、そっとぬめりがある程度の、ものすっごくうまいみそ汁になったんです。
以来、私は秋から初冬(だったかな?)くらいまでの「なめこ」は見つけたら即買いです。
必ず買います。
誰も買ってなくても買います。
絶対買います。
デカいのでひと株で、1人分を1杯としたら、大体、お味噌汁4回分くらいになります。
でも、いつもガツガツ食べてしまうので、すぐなくなってしまいます。
「黄色いなめこ」をスーパーや八百屋さんの店頭で見かけたら(というより見つけたら)、よかったら試してみてください。
あれはうまいです。
「なめこ」だけでなく「きのこ」全体の保存方法ですけれど。
私は、いつも石づき(きのこが生えているアレ)を切った後、保存用袋に入れて冷凍庫で保存しています。
使う時は「冷凍したまま調理」しています。
さっき、JAタウン様のお取り寄せ「きのこ」セットの説明欄にやはり同じことが書いてあったので、これが1番、美味しい保存方法なんだと思います。
あと「きのこ」は洗わずに使って全く問題ありませんので、ぜひそのままバラけさせて使うか冷凍保存して、凍ったまま使ってみてくださいね。
実は昨日も買ってさっそく食べてしまったので写真がなかったんですけれど、もしやと思って検索したら写真AC様に写真がありました。
実際は写真素材より黄色いので、色味を加工しています。
いま検索してみたら、流通されている地域によっては「株とりなめこ」という名前で販売されているかもしれません。
でも、私の住んでいる地域では旬の時期になると「なめこ」とただ商品棚の名札に書かれて、その上に並んでいます。
それにもっとバラけててもう少し大きいのもあります。
どこか通販ないかな? と思ったんですけれど、あってもそれなりの値段がする天然モノしかなかったので、スーパーか八百屋さんに無理しない範囲で行ってみた時は、
目を皿のようにして黄色くてデカい「なめこ」を探してみてください!
合わせ味噌のみそ汁で私は食べていますが、赤味噌のみそ汁もとても合うんじゃないか、と思っています。
秋といえば栗ご飯もですけれど。
最近はAmazonで栗が1キロとか500グラムとかで販売されていますね。
むき栗も売られているので、栗ごはんが食べたいなという方はよかったら見てみてください。
私はスーパーでむき栗が売っていたので、それを栗ごはん用に買ってきました。えへへ。
(便利栗むきハサミは引き出しの奥に眠っています。)
それでは秋の旬を食卓に乗せる大作戦を練りながら、
素敵な日曜日をお過ごしください。