あまりに暑いので、ひとり夏時間をやっています。
いわゆるサマータイムとは違い、朝、暗いうちに起き出して、涼しい時間帯に、普段めんどうでなかなか手を出せない用事を、可能な限り済ませています。
例えば、野菜を切って冷凍する、という処理が、午後にまわすと途端にめんどうになってしまうので、そういう小さいけれど重要で、やらなければならないんだけど、やる気になるまでが時間がかかることを、暗いうちに起き出して早朝の台所でやっています。
他には、文章を書いたりするのも朝・夕の涼しい時間帯にして、エアコンはついてるけれど、とにかくもう陽射しからして暑いので、何か手続きをしなければならない時以外は、せっかく時間が自由にできる環境にいるのだからと、全部、私の夏時間設定でこなしています。
その分、空いた時間に仮眠をとって、早起きの調整をしているので、寝不足にはなっていません。
ただ、ここのところ書類の手続きがたくさんあって、どうしても日中のオンタイムに出かけなければならない日が続いてたんですね。
その時も、とにかく始業の9時には目的の場所について、手続きをできるようにして、なんとかしのいでいました。
でもあまりに暑くて、日傘で麻の服を着ていても、暑いものは暑いので、帰りにアイスクリームを買って帰ったりして、自分の機嫌を取っていました。
この「ひとり夏時間」、発想元は、大昔、真夏の沖縄に旅行した時の経験から来ています。
なんだって暑さに弱いのにそんなことをしたのか、本当にいまでも不思議ですが、おそらく旅費が安くついたとかそういうことだった気がします。
沖縄に着いた時に思ったのは、わぁ、ものすごく暑い土地なんだなと、あらためて、わかりきっていたことを全身で納得したんです。
それで、仕方がないので、昼間あちこち動いていたんですけれど、冷房のないところに行くことが凄まじくストレスで、お店にばかり入っていました。
その時に気がついたんですけれど。
いまはわからないですよ?
でも、当時の沖縄の人達は、昼間に行動してなかったんです。
会社勤めの方達はそうもいかなかったでしょうけれど、とにかく当時の真夏の沖縄の街と町では、昼間、人影がなかったんです。
入ったお店の中にも全然、地元の人がいなかったんですよ。
で、夕方から夜にかけて、人がわぁっと出てきて、賑わっていたんですね。
沖縄の人だって、そりゃ暑いよな、と。
太陽すごいから、夕方から夜にかけて行動するよね、なるほどな、と非常に感心したのを覚えています。
2022年の夏に話を戻しますと、その体験から、なにも時間が自由になる時に、暑い日中に行動する必要はない、と思ったんです。
その発想のベースにあるのは、あの当時の沖縄の人たちの暮らし方の知恵なんですね。
あそこまで暑くはないけれど、でも、ここ近年は、やっぱり真夏は、危険だなと身構えるくらい暑いので、それでひとり夏時間をやっているというわけです。
ウィークデイはともかく、週末にやることが多くてうんざりしている方、もしよかったら、この、暗いうちに起き出してめんどうなことを片付けていく、という、ひとり夏時間を試してみてはいかがでしょうか。
割とはかどりますよ。
でも必ず、お昼は仮眠をとってくださいね。睡眠不足は大敵ですから。
以上、今日は、ひとり夏時間についての話でした。
暑いですから、適度に冷たいもの、夏野菜、夏の果物を摂って、真夏をやり過ごしてくださいね。
特に水分は、摂りすぎだなというくらいが、真夏は丁度いいです。
脱水症状には、くれぐれもお気をつけくださいね。
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それでは、素敵な日曜日をお過ごしください。
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