暑いですね、
写真は、先日、花屋さんで咲き終わりの紫陽花を見つけたので、その写真です。
季節外れではありますが、涼やかな色合いだったので。
咲き終わりだったので、家の花瓶に差した分はもう枯れてしまいました。
そんなに花屋さんのことを知り尽くしているわけではないんですが、シーズンになると出回る旬の花って、そのシーズンの終わりに店頭に行くと、380円くらいで咲き終わりの花が売っています。
楽しめる期間は短いけれど、買いそびれてた旬を買ったりはよくします。
なにより、お手頃価格ですしね。
花屋さんの種類にもよりますが、だいたいの花屋さんは、咲き終わりの花でミニブーケを作って、500円から1000円前後で売っています。
私も、すごく好きな方向のミニブーケを作る花屋さんに通っていたんですけれど、ここ近年の状況のために、その花屋さんが完全予約制になってしまったんですね。
で、さすがに、500円前後のミニブーケを目当てに予約を入れるのは気がひけるし、かといってバンバン自分の好きな切花を正値で買っていくと、あっという間に3000円くらいになってしまうので、そうそう通ってもいられなくなってしまって。
とても残念でしたけれど、他のお店でミニブーケやワンコイン前後の花を買って楽しむように、切り替えました。
聞いたわけじゃないんですが、その通ってた花屋さんって、店頭売りも受け付けているけれど、基本、どこか商業施設とかホテルとかのアレンジメントを請け負っているお店だったんですよね。
それに個人のアレンジメントの受注と。
並んでる花がちょっと普通と違ったし、ブーケ以外の切花の値段の相場を考えても、おそらくそれで間違いないと思います。
なので、完全予約制になってしまったけれど、お店はいまも順調に繁盛しているようなので、前を通りかかるたびにそっと胸を撫で下ろしています。
新しく行くようになったお店は、暮らしの中で花を飾りたい人向けに特化したお店なので、アレンジメントもあるけれど、大体私はワンコイン前後で切花を2種類とか1種類買ったりしています。
たまには珍しい花も欲しくなるけれど、基本、季節の花が欲しいので、そのお店の存在がすごく助かっています。
花を飾らない人にとっては、なぜそうまでして、手間を買うのかと思われるかもしれませんが。
部屋に花を飾ることで、私は一体何をしているのかな?と考えてみるとですね。
多分、住空間に余白を作り出したいんだと思います。
人によっては、もてなしだったり、自分に向けて暮らしを整えるために花を生けたり、お茶人さんだったら、鍛錬と楽しみのために花を挿したりするんでしょうけれど。
私の場合は、余白を作ることで、その場所だけは、自分の好きにしていい、という自由空間を持つことで、毎日の張りを作ってるんだと思います。
決して広くはない自分の部屋で、空間で遊ぶのは、なかなか骨の折れることなので、私の場合はそれが花なんですね。
花ではなくても、インテリアが得意な方は、よく模様替えをしたりすると思うんですが、それと同じ延長線上にある行為だと思っています。
なくてもいいけれど、あったらとても楽しい。
そういうものをなるべく多く持っていたいので、そのひと枠として、私は花を買っています。
いまは花のサブスクなんていうものがあるそうで、やってらっしゃる方、どうですか?
私も一度試してみたいんですけれど、いまは近所の花屋さんで間に合っているので、遠くから様子を伺っている感じです。
機会があれば、ぜひ試してみたいと思っています。
以上、今日は、花を生けることで、暮らしの中の余白を作る、という話でした。
気がついたら土用が終わっていて、うなぎを食べ損ねてしまいました。
(うなぎはカジュアルだったら、吉牛のうなぎが好きです)
あっという間に7月も終わりに差し掛かりましたね。
真夏本番を前に、ここらでひとつバテないよう、ガツンとしたものを召し上がってくださいね。
それでは、素敵な日曜日をお過ごしください。
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