以前、ネタを探すために外出したりはしない、と書いたことについて、もう少し詳しく書こうと思います。
私のようにやってみたいなら、こうしたらよくってよー!(いや・・・言葉遣い)という話ではありませんので、くれぐれもその点、誤解のないよう、よろしくお願いします。
なぜ書こうかと思ったかというと、私の狭いネットライフでそういうことについて、記述されているのを見かけたことがなかったからです。
需要があるかどうかは、大変疑わしいですが、(何か書こうと思って、よし日常の些末なことを書くぞ!というパターンはあまりないと思いますが)情報化してみるということで、書いてみます。
私はご連絡でも触れたように、ここで毎日更新していた話題は、日常の些末なこと、にテーマを絞って書いていました。
それで、そういう「些末なこと」というのは、日常にしか落ちてないんですね。
私の感覚では、という注釈がついてしまいますが。
で、ネタを探しに街に出かける、外に出るっていうことは、「非日常」を探しにいくことなんです。
厳密に言えば、出かけても、些末なことというのは、あちこちにあります。
でも、探しにいくぞ!と、目的を持って外出してしまうと、スペシャルなことにしか目がいかないし、嗅覚もそっちを嗅ぎつけてしまうんですね。
なぜかというと、現実ってものは、結構ダイレクトに骨格が太くて、外に出て街の音の中に入ると、日々の中に落ちている些末なことと比べて、その辺に転がっているものであっても、輪郭が強いものがほとんどだから。
そうすると、それを見つけて帰っても、文章の上に置いたときに、強いから、なんかもっとネタとしてより刺激的なものの方が、書いてて納まりがつくようになってしまうんですね。
それは、普通に文章を書いている場合は、「いいこと」なんですけど。
私は「些末なこと」を書こうと決めていたので、そういう強さや鮮やかさって、手に余ったんです。
文章技術の問題なのかな、とも思ってるんですが、私レベルではわからないことなんで、そうだったという情報のみになってしまって、アレですけれど。
料理に例えると、味付けは塩胡椒のみって決めてるのに、そこにデミグラスソースを持ってきてしまったり、豆板醤とオイスターソースでガツンとした味にしてしまったりすると、やってるのは、野菜炒めとか冷奴とかなんで、目指している味より、はみ出てしまうんです。
そこを上手にやるのが文章の本当にうまい人なんだろうな、と思っています。
私はそれができないので、些末なことを探す時に、とにかく日常にいようと心がけていました。
そして、些末なことをキャッチできるように、普通の落ち着いたコンディションを毎日保つように、心がけて生活していました。
それでもブレてる時とかはやっぱりあったんですが、些末なことをもし、すくいあげようとして、視点の部分で何か悩まれてるのでしたら、暮らしのテンションやトーンを、落ち着いたものにした方が、より見つけやすくなるのは、この半年で発見したことでした。
私の場合っていう、サンプルケースですけれど。
もしよかったら試してみてください。
以上、今日は、些末なことを見つける、ということについての情報化でした。
表題曲は流線形,一十三十一(ひとみ とい)で、「悲しいくらいダイヤモンド」
アルバム「Talio」収録。
このアルバムはサウンドトラックとなっています。
素晴らしいですよね!
さっき知ったんですけど、もう夢中です。←笑
ドラマ「タリオ 復讐代行の2人」のエンディンテーマだったそうですが、調べたら、シティ・ポップの現在を牽引する方々らしいんです。
節約生活なので、すぐは無理ですけど、これは集めます!(きっぱり)
大好きです!
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