昨日の晩、遅くに、YouTubeにMVが上がってるのに気づいて、起きてすぐiTunesで買って、ずっと流しています。
久々にCAPSULEがやってくれました。
素晴らしい、シティポップの再解釈です。
(後日付記 エレクトロ?)
YouTubeの概要欄によると、アニメ「シドニアの騎士」の主題歌だそうで、6月4日から全国ロードショーが始まってるみたいです。
聴いた時に強く思ったのは、これは名曲すぎて、それぞれの個人的な感覚のテーマになり得る、強い曲だな、ということでした。
私は強い曲と呼んでいるんですが、要は1曲単位で世界観がカッチリと独立していて、何百回の再生に耐え得る強靭さ、普遍性を併せ持っている作品だと思いました。
そういう曲って、1聴した時に、個人単位の内側の感覚に強く訴求するので、音楽に触れている間中、普段、意識上にあまりあがってこない感情のあたりで、その曲が流れ始めるという体感があります。
そして流れ始めたら、ずっと何年もそれは続きます。
私にとって、この「ひかりのディスコ」はそういう曲です。
曲を聴いて、普段、言語になってなかった部分が解けたので、今日はそれを書こうと思います。
私はここで、主に週末、BTSについて、メンバーのJINさんについての話題を、よく書いているんですが。
自分のことを、公式名称のファンダム名ARMYとは呼ばずに、ファンだと言い続けています。
その理由は、私のBTS、JINさんに対する感情が、友愛と呼ばれるものに大変近いからなんです。
友愛とまで行くと、ちょっと大仰な感じがするので、やっぱり友情の1種を感じていると書くのが、1番しっくりきます。
側から見ると、奇妙ですらあるこの友情の感覚は、私にとって、誰かを強く応援する時にもともと心の中にあった感情をさすもので、やっぱり愛とは違うんですね。
内包しているものに愛も含まれますが、愛が前面に出ているものではない。
かなりアームが長く、息の長い好意、と書くと、きっかりおさまると思います。
そういう一方通行の友情を、私は、BTSやJINさんに感じています。
特に何か新しい感情というわけではないんですが、ただし、あまり注視されてこなかった感情ではないかとは思うので、さっき、やっと言葉になって出てきたので、忘れないように書いておきます。
なので、へそ曲がりではなく、私が自分のことをファンだと言い続けているのは、そういう理由からなのでした。
「ひかりのディスコ」の冒頭の歌詞、
”みんなが思うように違和感なんてないの
こんな形の愛があってもいいでしょ?”
は、私の中で、うまく言語化できないなぁ、と、いつかできるだろうなぁ、と待つしかなかった部分に、いきなりクリティカルに作用したんですよね。
私見ですが、きっとこの曲で歌われている”感情”も、一般的な言葉では意味がはみ出てしまうものじゃないかな、と思います。
それが何かはわからないけれども、ピチカート・ファイヴが「マジックカーペットライド」で歌っていた結びつき方、または縁と呼ばれるものにかなり近い、フランクさを持った親愛なる感覚を、違う視点から楽曲化したのが、この「ひかりのディスコ」ではないかな、と思いました。
正解はたぶん誰にもわからないんですが、私には、そう聴こえています。
そして、音楽を聴くというのは、それでいいと思っています。
きっとこの先、私はBTSやJINさんのことを親愛さを持って考えるとき、または他の友愛な人々のことを想う時、この「ひかりのディスコ」が、胸のあたりで流れ続けるんだろうな、と思っています。
おかえりなさい、CAPSULE!
Spotify iTunesで配信中です。
お帰りの前に応援のワンクリックをお願いします。