メイクを基礎からやり直したことがあります。
いつだったかは忘れてしまったけれど、数年前、朝、メイクをしたら、化粧がうまく乗っていかない状態になってることに気づいたんです。
その上、リキッドアイライナーも線が乗らなくなったり(今はペンシル派になりました)、いままでオッケーと思っていたファンデーションも、光を変えた場所で見ると、野暮ったく見えて、あれ?私、自分ではいいと思ってたけれど、化粧が変だな。ということに気が付いたんです。
結構ショックで、落ち込んだ後は、何がいけないんだろう?と、鏡の前に座って、あれこれ自分の顔を見てみて、出た結論は、メイクが古い、ということだったんです。
メイクの順番、例えば、基礎化粧を終えた後、(私は、保湿化粧水、保湿美容ジェル、クリーム)、日焼け止めを薄く塗り、下地を塗り、その上に軽くリキッドファンデーションとパウダーの日もあれば、下地の上にパウダーという日もあったんですが、何かがとても古いし、やっても上手く行ってないことだけが、わかったんです。
順番が間違っているとは思えない・・・。
でも、何かが変。
原因はわからないまま。
それで薄くしたり、濃くしたりして調整しても、どうやっても「どこかが変」なんです。
困ったなぁ、と思って、いままでみたいにコスメカウンターに相談しに行って、「メイクがどこか古いんですが、どうしたらいいでしょうか?」というわけにはいかないし、むしろ怪しいしなぁ。と悩んでいるときに、「これはメイク教室に行くべきじゃないんだろうか?」と思い始めていたんです。
で、そうこうしているときに、雑誌だったと思うんですが、あるメイクアップアーティストさんのコスメ本の紹介を読んだんです。
すごく強くおすすめしてあったんですが、その当時、私はメイクレッスン本って初心者が見るもの、という意識で、しかも買った事もなかったんです。
ただ、なんとなく、ぼんやりそう認識してて、そういうのって結局、巻末には、その人がプロデュースした化粧品の宣伝が載ってるっていう、よくあるアレなんだろうな、と思っていたんです。
でも、何か気になって、メイク教室行く前に、その本を試してみてもいいかもなぁ、と決めて、アマゾンで注文したんです。
そしたら、やっぱりメイク本だったんですけど、基礎化粧品から全部やり方をやり直すと書いてあって、でも手持ちの化粧水で大丈夫とのことだったんです。
意味もわからず、真似していって、驚いたのは、いままでと同じメイク道具と化粧品を使っていても、全く違う仕上がりになったんです。
本を読んで、わかったのは、頭から化粧品を全部買い換えたりせずとも、本の中で紹介されている、プチプラやいろんな値段の化粧品の中から自分にあったものを選んで、いくつか買い足していくだけで、自分の手持ちの化粧品で何も問題なかったんです。
私の場合は、なんとなくやってた手入れのやり方の、その「なんとなく」のところが問題で、明確な化粧メソッド(でいいのかな)に乗っ取ったやり方をしてなかったことと、やっぱり化粧のやりかたが古かったんです。
それで、その本を元に、1回、化粧のやり方を基礎から全部やり直したんですね。
そしたら、とりあえず鏡を見て、「あれ?なんか変だ」と思うことは無くなりました。
やっぱ練習してないとダメだなぁ、と思いましたし、教則本は、個人にあった種類のものがいるんだな、ということがはっきりわかりました。
人によっては、本を見ても、いや私普段からやってることだし、という人もいると思うんです。
そういう方は、それで合ってるんですよね。本買わなくていい人なんです。問題なし。オッケー。
でも、私みたいに、メイクの基礎を、ライン使いしてればいいや、とだけ考えて、後は全部、なんとなくやっていたら、ある時期がくると、化粧が顔に合わなくなっていくんですよね。
これも人によるとは思うんですが。私はそうでした。
雑誌を見て、ポイントメイクの勉強ばっかりしてて、(それはそれで大事なんですが)、メイク全体の情報の更新をしてなかったから、化粧が顔にも、いまの雰囲気にも、そぐわなくなったんです。
だからもし、そういう方がいて、なんかメイクが古いんだよなぁ、と悩んでたり、化粧がうまく乗らなくなったりし始めたら、あのー、メイク本を1冊買ってみることをオススメします。
できれば、書店で中身を確認できるものや、アマゾンならレビューがかなりの数ついてるものを、高評価と低評価の内容をよく読んで検討してみてください。
あと、本の内容をまずはやってみて、それから、自分に合った取捨選択をするというのも、大事だと思います。
どうして本の名前を、なかなか書かないかというとですね(笑)。
ちょっと刊行されたのが前なんで、商品情報が若干古いんですね。
メイク方法が古いんじゃなくて、商品情報が。
だから、もし購入を考えられる場合は、その分割り引いて、検討してみてくださいね。
私が買った本は、
「必要なのはコスメではなくテクニック」
長井かおり 著
ダイヤモンド社
です。
雑誌などで大活躍されている、メイクアップアーティストの長井かおりさんの本です。
(買った時は、失礼ながら、存じ上げませんでした。)
私の場合は、この本を見てやって、化粧顔が全く変わりました。
そして今でも、化粧が乗らないということが、無くなりました。
この先、ひょっとしたらまた、いまやってる化粧が合わなくなる事が出てくるかもしれないですけど、その時は、またその時の自分に合った、メイク本を買って、自分の化粧やスキンケアを更新していこうと思っています。
というわけで今日は、メイク本の話でした。
表題曲はピチカート・ファイヴの「万事快調」
「THE BAND OF 20TH CENTURY:Nippon Columbia Years 1991-2001」に収録。
”私みたいなタイプにだって 悩みはあるのよ
万事快調ってわけには いかないみたいね”
という歌詞に、
「だよねー。みんな、そーだよねー」
と、いつも明るく共感しています。
この曲を聴くたびに、
悩みは悩みとして、
さぁ、口紅なおして、気持ち切り替えていこう!
と、晴れやかな気持ちになるんですよね。
「Beep Beep Beep Beep Yeah !」
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