暑いですね。
花は色々好きなんですが、初夏といえば、私は立葵(タチアオイ)を楽しみにしています。
紫陽花を見つけて喜んだ後、初夏のプール開き、海開きのころ、なんとなく記憶のすみっこの方で、ぼんやりとこの立葵が咲いていたのを覚えています。
でも不思議と同時に蝉の鳴き声がその映像の中には響いていないので、何かの写真集でみたビジュアルが記憶に染み込んでいるのかもしれません。
あと、わりと空き地とか、庭と道路の境目とか、隙間の区画に、立葵はよく植えられていますよね。
なので、道を歩いていると自然と、立葵が美しく咲いているのが目の端に入ってくるんですよね。
それで、夏を呼ぶ圧倒的な青空の下、私の中にある薄青い記憶の印画紙の中でも端のほうで、立葵がいくつか咲いているんだと思います。
ウィキによると、薬用として渡来したそうで、「立葵 漢方 効能」で検索すると、Googleの強調スニペットに
「咳止めや傷や炎症、潰瘍の治療、利尿・整腸薬として用いられてきました」
と出てきます。
花言葉で検索すると、同様にして、「豊かな実り」「野望」と出てくるんですが、どうしてあの可憐な花姿に、「野望」とかそんな生々しい感じをぶつけてくるんでしょうか?(笑)
花言葉って、どうもつけた人のセンスが、ちょっとだけユーモラスな方向にフってますよね。
そもそも花言葉ってなんであるの? という方は、花言葉で検索してウィキを見るか、当ブログの過去ログをご覧ください。
まあそういうわけで、あまり花言葉には振り回されなくなりました。
それで、まだ試したことはないんですけれど、今度から人に花を贈るときは、カードに、綺麗な花だと思ったので贈りました、と、ひとこと添えようと思っています。
そうすればもらった側も、花言葉を調べて、
「な、なぜこの花を私に? 」と悩まなくてすみますから。
花言葉って、わりとふんわりしたものだってことを、もっと声を大にして言っていったほうがいいと私は思うんですよね。
ロマンチックなスパイスが欲しいときだけ、花言葉の力を借りる、という程度のもので全く問題ないと思います。
大したアイデアではないですが、人に贈りたいけど、花言葉が・・・、という方、もしおられましたら、よかったら、「綺麗な花だと思ったので贈りました」とメッセージに付け足してみてくださいね。
以上、立葵についてと花言葉はふんわりしている、という話でした。
昨日は、初夏の午後の街をドライブしてきました。
暑かったですけれど、でもずっとこもって作業していたので、窓から入ってくる6月の風が気持ちよかったです。
インドア派ですが、外出するって気持ちが解放されていいものだな、としみじみ思いました。
そういえば、ここのところ、ちょっとこもってるかな?という方は、初夏の夕方、散歩なんてどうでしょう?
防犯はしっかりして、良かったら試してみてください。
それでは、素敵な日曜日をお過ごしください。
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20220702 誤字をなおしました。