Charlie Puth オフィシャルチャンネルより
Left and Right (feat.Jung Kook of BTS) Official Video
Charlie Puthさん、グクさん、コラボ曲配信おめでとうございます。
私はチャーリー・プースさんの楽曲は今回が初めてなので、予習も含めてアルバム「Nine Track Mind」を聴いていたのですが、すごくポップでメロな素晴らしいアルバムで、今まで知らなかったことを後悔しました。
今回のコラボレーションはグクさんがチャーリー・プースさんのWe Don't Talk Anymore (from Nine Track Mind)
で共演して以来とのことですが(参照元リンク NME JAPAN様 https://nme-jp.com/news/117654/)」
お二人の声の親和性がすごく高くて、「合う2人」なんだな、とすごく思いました。
曲の世界は、もうすでにたくさんあげられている有志の方々の和訳と、私の不完全な英語力で聴いたんですけれど、忘れられない相手を想う内容となってます。
でも曲はすごく明るくポップに作ってあるので、切ないというよりは、少しコミカルさが漂う突き抜けた楽曲ですね。
グクさんも出演しているOfficial Video。
歌詞世界では忘れられない相手について歌っているものの、M Vの中では、どうも、頭の中に存在しているもう1人の誰か(自分?)が現実世界にどんどん出てきてしまう、という、なかなかにサイコな状況をポップに描いてて、底抜けに明るい不気味さが全編に漂ってるように私は感じました。
(見た後、私はケイティペリーのM Vを連想したんですけれど、後述するように、このMVのデレクションは、テイラーのYou Need To Calm Downを手掛けた方なんだそうです。あれもちょっとクスッと笑える毒のあるポップなM Vでしたよね)
M V中で、このもう1人の自分を演ずるグクさんが、とても明るくハッピースマイルを振り撒きながら、あれこれコミカルなのに、頭の中だけに存在しているはずのもう1人の自分が、現実を侵食していくので、一見、楽しそうなM Vですが、チャーリー・プースさん演じる主人公の状況をよくよく考えてみると、けっこう大変なことになっている、というのが、このM V全編に漂う躁っぽい混乱をすごく上手に表現していると思いました。
(描かれてるのを見てなるほどと思ったんですが、混乱って確かにポップさを帯びてますよね。納得)
M Vの最後にクレジットされるデレクションのドリュー・キルシュは、検索すると、テイラー・スウィフトの「You Need To Calm Down」のMVを手掛けている方だと情報が出てきましたので、毒のあるポップ映像を得意とされている方みたいですね。
「You Need To Calm Down」もすごくハッピーなパステルポップの世界の中で、わりかし大変なことがどんどん起こっていくというものでした。
Taylor Swift オフィシャルチャンネルより
「You Need To Calm Down」 MV
「Left and Right」のMVでも、ポップさの中にかなり強烈なメッセージが入っている作品だと私は解釈しました。
この混乱を内包するハッピーポップな世界観が、私は結構好きです。
グクさんのソロ第一弾は、チャーリー・プースさんとのコラボ曲というビッグ・ニュースでしたが、ハイクオリティな楽曲と映像でのコラボレーションで、いきなりガツンとやられました。
今後グクさんがどういう方向性で活動の幅を広げていくのか、これからもワクワクしながら追いかけようと思います。
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