春を告げる花は、地域によって微妙に違いますよね。
私の場合は、水仙を見ると、まだ冬の寒さが残ってるけど、春が来始めてるんだなぁと、静かに春への期待が高まります。
でも水仙ってご存知の方も多いように、ギリシャ神話のナルキッソスのエピソードが有名で、花言葉も「自己愛」とか「私のもとへ帰って」とか、ろくでもない(言い方)ものしかないんですよね。
唯1、ましなのは「神秘」とありますね。
んー、これだけだと、やっぱり自分で楽しむにはいいけど、人に贈るには躊躇してしまいますね。
花言葉って普段、意識しないけど、人からいただくと、なにかな?と調べたりするので。
春を告げるささやかな花で、日本だとお正月の生花にも使われることが多いんですけど、なぜこうまでひどいエピソードがついているんでしょう?
毒性があるからかな?(wikiより)
まあ、私は好きな花ですけど。
参考リンク
LOVE GREEN 様
水仙(スイセン)の花言葉|種類、特徴、色別の花言葉より
https://lovegreen.net/languageofflower/p26065/
他の花では、梅、白木蓮、菜の花、ビオラ、チューリップ、桜が、私の中で春を順に運んでくる花です。
菜の花は、太陽が落ちているような輝きをこの季節は持っているので、見かけるたびに、菜種油の天ぷらが食べたくなったり(なんでその方向なんだよ)、少し分けてもらって、家に飾ろうかな?と毎年迷うんですけど、結局、自然の中にあるのが、1番菜の花には似合う気がして、電車の窓から、陽の中で揺れているのを楽しむに留めています。
ビオラは、今年はやれてないんですが、季節になると、鉢植えを買って来て、植え替えて、長いシーズンを楽しんでいます。
元はパンジーが好きだったんですが、ふと、大きすぎないか?と思い、ビオラ派になりました。
桜、そろそろあちこちで咲いているみたいですね。
今年はガッツリお花見に行くというより、出かけた先で、満開の桜や、まだ4分咲きの花を眺めて、楽しんでいます。
ちょうど今日(めずらしく今日の分を今朝書いています)、予報では全国的に春の嵐だそうですね。
これで、完全に冬の季節の名残りはどこかへ行ってしまって、春から初夏への駆け足の季節が始まります。
災害になってしまうのは困るけど、私はこの季節の雨風がとても好きです。
吹いて来た風と雨に混ざって、桜の花びらがアスファルトの上を舞っている様が、ヘッドライトに浮かびあがったり、あたたかい雨が、出して来たばかりの春着の肩を濡らすと、暴力的でもある春の勢いを感じて、息をのみます。
なので、私にとっては、春は、始まりは「静的」であっても、盛りは「動的」なものです。
そろそろストーブの残りを炊いてしまって、冬装備をしまう準備をしたり、完全に薄物への衣替えをしないといけないので、この時期は何かと、せわしないですね。
そんな中、ちょっと句点を打つみたいに、雨に閉じ込められている休日も、深呼吸できる日という感じがして、結構好きなので、今日は午後から、お茶を淹れてお菓子を楽しむ予定です。
表題曲は大貫妙子で「春の嵐」
アルバム「Copine」(コパン)に収録。
「ベジタブル」「タンタンの冒険」も同アルバムに収録されています。
動的な春の中心に、ふと静けさを感じることがあるんですが、
この曲は、その静謐を完璧に表現していると思います。
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