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うっかりカツカツやって来て、うっかり居ない。( By O.)
 

2024/05/14

映画の半券、ジャックダニエル練習中

 

 

このところ部屋の模様替えをしていて、ずっと家の中がトンデモナイコトになっています。
 
自分でも忘れていたんですが。
環境が変わった頃に、荷ほどきをしていない段ボールを積んで、ちょっとした簡易置き台にしていたんですね。
あと、これは今すぐいらないや、という物が入っている段ボールもそのままにして置いてたんです。
 
そうすると、実際は段ボールが置きっぱなしになっているのに、 目のほうが慣れてしまって、インテリアに馴染んでしまって気がつかなくなるマジックがかかっていたんです。

それで、たまたまその部屋を自分の部屋にしようと思い、あれこれやっていたら、色々なものが出てきて、なんだこれ? と、あれこれ見つけてちょっと笑いました。
 
なかでも、どうしてこれを取っておこうと思ったんだろう・・・、というものから、思い出のものまで出てきて、自分の気持ちのアップダウンがとてもめんどくさかったです。
 


こちらは映画「犬神家の一族」の半券です。
 
この頃、リバイバルではなく、市川崑監督自ら、過去作をリメイクされての「犬神家の一族」だったんです。
石坂浩二さんの金田一耕助で、すっごい良くて、私は喜び勇んで、ちょいと映画好きみたいな格好で、窓口に「犬神家の一族、一枚!」と張り切ってお金をパシッと置いたら、
「来ーたーなー!」
というニヤリ顔で映画館の年配の方が迎えてくれて、なんだかいっぱしの映画ファンとして認めてもらえた気持ちになれて、すごく嬉しかったのを覚えています。
 
時代は移り変わり、私の住む街では、街中の映画館が姿を消してしまい、中心部から少し外れたところにひっそりあるという具合になってきました。
 
映画館で映画を観るのは、私にとって長い間、とても大切なことだったんですけれど。
もう娯楽が、映画館での上映作品ではなく、作品単体になってしまい、私も、前は話題作は全部見たい派だったのが、療養期間中から、ネット配信でセレクトするようになり、この頃では、時々映画を観たりする程度になってきました。

先日、美容師さんとそういう話になって、やはりアマプラでレンタルして観たり、なんだっけな・・・、なんか配信サービスで観ているけれど、時間的に一気見は無理なのでいくつかは解約してしまったそうです。
 
生活パターンも年齢もだいぶ違う方なんですが、私も同じ方向で映像娯楽から遠ざかり気味だったので、個の時代もどんどん突き進んでいるんだな、と感慨深かったです。
 
私は基本的に個別の1人でしか居られない人間なんですけれど、娯楽が個になっていって、すごく助かると同時に、
たくさん人が居るけれど、みんなそれぞれ別々にただ居る。
そういう空間が減ってしまうことは、少し思っていたのとは違う進み方をしていると感じています。
 
共有でもなく、一体でもなく、てんでばらばらで、それで良い。というものを体現していたのが、私にとって映画館だったので、この先、個別の娯楽が行き着く先はどこになるのかな、と果てしない気持ちになっています。
 
ハイボールセットだそうです。
 
部屋の模様替えとその片付け物にかかりっきりになっているので、昨日も私はUber Eatsのお世話になっていました。
1人分だけだと、この場合の時間的なコスト、疲労具合などを鑑みて、Uberのほうが結局はラクですし、負担が少ないんですよね。

そんなときに、ジャックダニエルを覚えてはどうか、という言葉を思い出し、そうだ、ジャックダニエルやってみよう!と遅くまで開いている酒屋さんを探すと、取り扱いがあったので、ジャックダニエルとハイボールに必要な炭酸水のセットがあったので、そちらをお願いしました。
 
私は随分前に、ハイボールを作っていただいて初めて飲んだはいいけれど、ひどいことになってしまって以来、ハイボールをちゃんと飲むのは初めてでした。
 
それでネットでハイボールの作り方を調べて、まだウイスキー(バーボンもスコッチもウイスキーなんだそうです。???)も不慣れなので、ワンフィンガーって確かこうだったような? と見よう見まねで氷を入れたグラスにバーボンを入れて、炭酸水を注いで、一度だけかき混ぜて飲んだら、ものすごく美味しくてびっくりしました。
 
ジャックダニエルは甘いお酒なんだそうで。
そのせいか、ウイスキーの苦手な匂いはまったくなく、まろやかで芳醇で香り高い中に、炭酸水の切れ味が加わって、なんとも美味しい飲み物でした。
 
あまりにも美味しくて二杯目も作ってみたんですけれど、やはりそんなにまだ飲めないので、ショートグラスに一杯とちょっとだけ、が初めてのジャックダニエル体験でした。
 
今夜もハイボールをちょっぴりだけ飲んでみようと思っています。
 
美味しいですね。ハイボール。
ジャックダニエルのハイボールは初心者用とされているらしく、私にはぴったりでした。
おつまみは焼き鳥屋さんのアラカルトにして、ちょこちょこ食べていたんですけれど、すぐ胸がいっぱいになってしまって、そんなに食べられませんでした。
 
私見ながら、ジャックダニエルのハイボールにはナッツが合うんじゃないでしょうか。
それと森瑶子のエッセイにあったとおり、とても苦いダークチョコレートがいいと思います。
変化球としてアイスクリームも合うかも。
 
なるほど、ウイスキーは食事にも合うし、お酒単体を味わうのにも向いていますね。
 
こうなってくると、何を合わせるのか、というおつまみ談義に花が咲くのも頷けます。
 
ちなみに森瑶子はエッセイだけで小説は未読です。
 
私がジン好きなのも、森瑶子のエッセイを読み、ジンをまず憶えるのだ!と心に誓った少女期があったからです。
 
といってもロングドリンクばかりなんですけれど。
この頃、色々とお酒を教えていただいているので、今度はジン単体をロックで楽しんでみようと思います。
 
お酒はこうしてあれこれ試して楽しんでいる程度が、いまは好きです。
 
若者だった頃は、阿呆のように飲んでいましたが、あんな飲み方ではお酒がどうのというより、単に酔っ払って楽しい気持ちになりたかったんだと思います。
 
大人になってお酒を飲むときの仲間に、1時期ではありますが、私はとても恵まれていて、楽しい時間をたくさん過ごしました。
 
またみんな、それぞれがまあまあ貧乏気味で、お店で楽しむのも良かったけれど、誰かの部屋に集まって、持ち寄った料理やおつまみと映画と音楽で、ビールや背伸びしたお酒を飲んで、ただ色んな話をして盛り上がっていました。
 
全員、寂しかったし、誰もがどこか退屈しながら、そうやって集まって、無為な時間を過ごしていました。
 
同じように、私も、これはそうやって集まって騒いで楽しいフリをして、ただ毎週末をやり過ごしているのだ、と感じていて、明け方の街の中、じゃあねーと手を振って解散した後が、いつもなんだかとても切なかったのを記憶しています。
 
跡形もなく過ぎ去ってしまい、 信じられないような先の未来のいまに、ふと思い出すと、あれもまた、楽しかったんだな、とあっさり思えるから不思議です。
 
ところで、噂の域として小耳に挟んだので、話半分どころかハナシ1/4で捉えていただきたいんですけれど。
 
1人で若い女の子がバーでお酒を楽しんだり、少人数の仲良しと街で普通に遊んでいたのを、男漁りをしていたのだ、としか思えない人って、一体、どこの時代錯誤地底人なんでしょう。
いまだにそういった洞穴って現実にむかって出口があいてるんですね。
 
いくらなんでも失礼ですよ?(にっこり)
 
 
以上、 映画の半券、ジャックダニエル練習中、でした。

<お酒は、節度とルールを守りましょう。>
 
 
 
 
 
 
 

2024/05/12

憧れが贈られてくるシステムに、理由がルージュになって売られている。

  
日曜日なので、穏やかな内容を書いています。
 
今日は、私の住む街は朝から雨です。
明るくて温かい雨が降っていて、名前のない小さな庭の薔薇達を濡らしています。
薔薇は、いまが盛りです。
 
この頃、高い化粧品に戻っています。
もう年齢的にそういうものを使う自分を許そうというのもありましたし、疲れ果てているときはやはりこういったものの方がやつれて見えないように思うんですよね。
 
私は、こういうデパコスと呼ばれる化粧品は、コロナ前は店頭で購入して、店頭のお客さんの練習をしていました。
けれど、コロナ後、生活が変わって、シャネルとディオールはずっと通販で購入しています。
 
今日は、シャネルの通販で買うと、どんな感じなのかをご紹介しますね。
 
シャネルはオフィシャルサイトで購入できます。
CHANEL 公式サイト
https://www.chanel.com/jp/?gad_source=1
 
オフィシャルサイトの向かって左上にあるメニューを開き、メークアップに飛ぶと、そこには美しい化粧品群が並んでいますので、興味があったりお好きなものをクリックして買えるシステムです。
 
購入するときは、アカウントを持たなくても購入できるシステムもあります。
支払いはカード決済と代引きです。
私は代引きでお願いしています。
繰り返し購入するのであれば、アカウントを作っておくと色々と便利です。
 
包装はギフト包装と通常包装が用意されていて、私は通常包装です。
 
すると、こんな感じで届くんですね。
 


 
そうです。
布製のポーチに入っています。こちらは無料でこの仕様です。
素敵ですよね。
 


そして、中は、こんな感じです。
緩衝材が入っている中にそっと置かれています。
私は今回、久しぶりにシャネルをきちんと使おうと決めての購入だったので、アイシャドウとルージュを3本買って、もうあと1年は何も買わなくても良いようにしています(笑)
 
 
レ キャトル オンブル 268 カンドゥール エ エクスペリヤンス


通販の良さって、そちらの商品を隅から隅まで見て、何があるのか、しっかりわかるようになっていることなんですよね。
 
シャネルは特に、商品ラインナップがとても素敵で、新製品もいいけれど、ロングセラー商品も魅惑的で、映画やトップモデルさん達が使っているアイコニックな商品ってシャネルのだったの? とときめくのもよくあることです。
 
また、あまり大きく取り上げられていなくとも、シングルアイシャドウが素敵だったり、リップのシリーズも艶やマットの商品展開も、全世界のシャネルユーザーがとても自分を綺麗にすることに真剣なおかげで、大変充実していると思います。
 
左から ルージュココ 430 MARIE / ルージュココフラッシュ 82 LIVE / ルージュココブルーム 112 OPPORTUNITY  /  すべてシャネル
 
 
私は、店頭できめ細かい接客をしていただき、日常生活の中であっても、シャネルを使っている、という価値を私の精神の中に創ってくれるサービスが好きです。
 
それは、私だけのための、勇気に似た精神性のようにいつも感じています。
 
高級な化粧品の正体というのは、ブランディングと呼ばれるイメージなどを挙げられるように、こういった形のないものだという認識はおそらく間違っていません。

けれど、シャネルの化粧品をおそるおそる購入し始めてから、私はたぶん、何か大きくそれまでとは違った場所に来ています。
 
何かはちょっとまだ、うまく言えないんですけれど。
 
それでも、シャネルのコスメを自分の顔に使うことで、自分が思う綺麗さ、を手にしているような実感があるんです。
 
奇妙なことですよね。
どうしてなのかわかりません。
 
でも、この綺麗さは、私がインディペンデントに手に入れた自由の中にあるのだ。と、
誰かが望む綺麗ではなく、私が決め、選び、纏う綺麗さだと、そう思うんです。
 
なぜかこのコスメは、私をいつも奮い立たせ、大切な人に会うときは必ず選ぶものであり続け、なにか私自身を証明してくれるような、そういったものでもあります。

<常に背筋を伸ばし、頭(こうべ)を垂れて、立っていなさい。>
 
という、いまでも心の中に残り続ける大切な基準点をクリアしているような気もします。
 
人によっては、女性に頭を垂れさせるように促すとは何事か、と叱られそうな、古い前時代的な訓示ではありますが、この言葉は、私の誇りです。
 
このような劣等生がこの言葉を知っているのは、恥以外何物でもないのですが、良い機会ですから、私が思う不屈の女性像とはこうである、と書いてみたいと思いました。
 
私はこの女性に、凜とした強い意志と、静かな闘志をみなぎらせた気品を感じ、この言葉の指し示す象(かたち)を信じ続けています。
 
この言葉を思い出すのは、なぜかシャネルのルージュを唇に乗せ、好きなフレグランスを纏うときです。
 
色々な闘い方、色々な意思表示の仕方があると思います。
 
私のような、愚かでナヨナヨしていて、軽薄で、すぐ浮かれて、いつも失敗ばかりの者は、たぶん大きな声でなにか女性について喧伝する資格もなければ、そうすることがふさわしいとも思われないでしょう。
 
けれど私は、いつもこの言葉を胸に持って立っています。
 
目を伏せ、わずかに微笑み、素知らぬふりで、好きな服をまとい、愛する人のことを想う場所から一歩も動かないまま、私はいつも、いかように言われようとも、いかように打たれようとも、このように立っていようと思います。
 
なぜこの言葉を伝えたのか。
時々考えながら、奥にいる人間がどのように在り続けるのが、本来の自由の象(かたち)なのか。
決して受け渡さないでいられるのか。
 
考え抜かれ、鍛え抜かれた言葉を伝えた実地の哲学に、感謝しながら、私は今日もシャネルのルージュを唇に乗せています。
 
それでは、素敵な日曜日をお過ごし下さい。
 
 
 
 
20240512 18:24 文章を直しました。
 
 

2024/05/06

素敵な名前を持つ小さな庭:五月雨

 
雨の中のブラウン・シュガー

連休最終日、私の住む街は、朝から明るい雨が降っていました。
 
2輪ともブラウン・シュガー

朝早くに目が覚め、呼ばれたような気がして素敵な名前を持つ庭に出ると、温かい五月の雨がとても静かな中、降っていました。
 
ブラウン・シュガーもそうですけれど、こっちベクトルの薔薇は、その時の最高気温、最低気温で赤系の色の出かたが違うんだそうです。
 
このブラウンシュガーは、昨年の秋に開花していた記憶があるのですが。そのときはもっと茜色に近かったように思います。
ですが、素敵な名前の小さな庭で晩秋・冬・春を過ごした後、このように強い赤みを持った花が開きました。
前回の冬は、比較的暖かったような思い出があります。
つまり温かいと赤みが強く出るのが、ブラウンシュガーなのかもしれません。


雨のピエール・ドゥ・ロンサール

今朝の雨は、少し琥珀がかった色の光を持っていたので、少し淡く色が乗っていますが、明るい雨の日のなんともやわらかい光を残しておきたくて、補正で全部消さないでおきました。
私の小さな庭で花開いたピエール・ドゥ・ロンサールが甘受する天上からの”さいわひ”が、素敵なものであるといいのだけれど。
 

雨のビオラ

素敵な名前の小さな庭の冬と春を彩ってくれたビオラの寄植えもそろそろシーズンの終わりを迎えています。
少し4月は家の中のことに夢中になっていたため、あまり剪定や花がら摘みを行えませんでした。
そのせいでかなり徒長してしまい、全体が下の土が見えるほど倒れて咲いていたんですね。
 
それで考えた挙げ句、麻ひもで周りを囲んで軽く結わえて束ねて、茎が伸びたまま生育させています。
 
遠くから見ると、少しだけイングリッシュ・ガーデンの風情があって、なかなかお気に入りです。 
 

雨のピンクパッション(クレマチス)

我が家の巨大なクレマチスはいまちょうど盛りで、次々に大きな蕾が立ち上がり、美しく爛熳です。
 
クレマチスってどうしてこうも惹かれるのかな、と思うと、どこか神秘的なんですよね。
メッセージに象がもしあれば、クレマチスの形で花開くのかな、と思います。
 
 
雨の中のピンクパッション


 
 
私、ピンクパッションがこんなに充実して咲いて、なんだか園芸やってて良かったな、としみじみと熱い心が自分の中にも存在しているのを感じています。 
 
どうしてかわからないんですけれど。
この部屋に来たときに、庭を作ろう、と、どこかで決めていたようにいまでは思います。
 
この部屋のベランダは、とても嫌な記憶がある場所で、最初は植木を置き始めたとき、ものすごくナーバスになったりしていたんですが、ご近所の方々の寛容な沈黙に支えられて、少しずつ充実してきました。
 
シンボルツリーも植えて、せめて近隣の方々の窓から、あの庭は今日はどうだろう? という潤いを提供できないだろうか、という気持ちもありました。
でも毎日カーテンを開けて、庭の様子を無心で眺めているのは、やはり私なんですよね。 

きっと私は、ずっと自分だけの庭が欲しかったんですね。

良かったです。
園芸という趣味を持てて。
 
 
以上、 素敵な名前を持つ小さな庭:五月雨、でした。



20240508 21:48 誤字を直しました。

 
 

2024/05/05

薔薇の名は、ピエール・ドゥ・ロンサール

 

ピエール・ドゥ・ロンサール


 
日曜日なので、穏やかな内容を書いています。
 
 
ゴールデンウイーク半ばです。
 
暑いですね。
私の住む街では、昨日ぐらいから日中の最高気温が上がりエアコンをつけました。
 
いきなり鮮やかな初夏が始まり、少々面食らっているので、なんだか1日コーヒーが飲みたくて仕方がなかったですし、夜はコンビニエンスストアでビールを買ってきて、遅い夕食と共に楽しみました。

衣替えついでに小さな部屋を自分の専用スペースにしようと色々と動いています。
でもなかなか思うように進まず、限られた空間をいかに自分好みにするか頭をフル回転させています。
 
落ち着いた雰囲気でいて植物を少々飾れて、疲れたら少し休憩するコーヒーテーブルと小さな椅子を探しているんですが、これがなかなかないんですよね。

 

前からのピエール・ドゥ・ロンサール

以前、記憶が動画である。と書いたんですが。
実は私のイメージというのは、色のついた出来上がりの絵なんですね。
 
なので、このデザインの椅子。という明確な輪郭はあるものの、実際はネット検索の画像で好みのものをピックアップするので、イメージと違うものばかりに行き当たってしまうんです。
当たり前なんですけれど。
イメージが絵なので。
別に絵画の習いがあるわけではないんですけれど。
みなさんのイメージって絵ですか? それとも写真でしょうか?
医学系の新書を読み解けば、そういったことが書かれているんでしょうか。

 

明るめに調整をいれたピエール・ドゥ・ロンサール

 
さて、本日は、もうすでにしつこくしつこく写真が出ているように(笑)、ピエール・ドゥ・ロンサール祭りとなっております。

 
ピエール・ドゥ・ロンサールは、薔薇栽培に手を出した者の多くが好む薔薇としてとても有名な薔薇です。
一軍の薔薇ということなんですね。
そういう薔薇の著名なコンテストでは、すでに殿堂入りの薔薇です。
 

私は最初は、へえ、そんなもんかな、程度だったんですが。
薔薇の鉢植えがどんどん増えて行くにつれて、ピエール・ドゥ・ロンサールの魅力に気付き、昨年大苗を手に入れて、育てていました。
それが今朝、たくさん出ている蕾の中から5輪ほどが開花していました。
そのひとつを切ってきて、しつこくあらゆる角度から撮影しているのが、今日の写真です(笑)


ななめ後ろからのピエール・ドゥ・ロンサール
 

美しいでしょう?
なんとも上品で瀟洒で気品ある薔薇なんですよね。
これで頑丈というギャップがあって、そんなところも好きです。
 
なんとか開花にこぎ着けた感想は、想像を超えた美しさと繊細さがあり、鮮やかすぎないおとなしめの色で、まるで大人の美しい女性を見かけたような華やぎが胸をよぎります。
 
ご想像のとおり薔薇のハイシーズンは4月末から5月で、素敵な名前の小さな庭の薔薇達はたくさんの蕾をつけており、この一週間で一斉に1番花が咲くようです。
ひっそりした私の小さな庭が、一時的に豪華絢爛な庭になる予定です(笑)
 
やっと体調とコンディションが安定してきたので、素敵な名前を持つ小さな庭に出ると、曇り空の中強い風が吹いていて、雨の匂いがしていました。
五月雨の降る庭がピエール・ドゥ・ロンサールの初日かと、胸ときめかせていたんですが、いまのところ雨はまだやって来ていません。
 

ピオラの開花期も、もうすぐ終わりです。

天気予報によると夜過ぎには雨が落ちてくるそうなので、今夜は雨の音を聞きながら初夏の夜を過ごすので、お供は読書とほんの少しのお酒にしようか、それともカジュアルにビールにしようか、嬉しさの"つもり"を感性を全開にして味わっています。
 
夏は苦手ですが、初夏の強くなった日射しの中、美しい午後をただ贅沢に窓の外を見ながら過ごすのも、とても美しい時間の持ち方ですよね。
 
最高気温に合わせて、私は、今日、サーティーワンのアイスクリームをUber Eatsで頼もうかな、と思っています。
 
それでは、素敵な日曜日をお過ごし下さい。


 

 20240505 19:39 誤字を直しました。

 

 
 
 


2024/05/04

良くないモードにまた入っていました。

 
 
この頃、また良くないモードに入っていたようで、
おかしな箇所や余計な箇所を直しました。
 
少し迷っていたんですけれど、これからはストック派に戻ろうと思います。
また、楽しく書く、ということを今の自分でちゃんと考えてみようと思います。
もうそうするべきです。
 
相変わらずですが、今後ともよろしくおつき合いくださればと思っております。
 
20240504 20:27 エナメル