休刊 キム・ソクジン



休刊 キム・ソクジン 
おかえりなさい、JINさん。
ARMYさんおめでとうございます!:)

2024/09/15

TRONCという花屋さん


キングプロテア


日曜日なので、穏やかな内容を書いています。
 
近所の花屋さんにTRONCというお店がずっとあります。
 
それで今年に入って、ちょっと入ってみようかな? と勇気を出して入ったら、主にアレンジメントを受注販売しながらも、切り花も売っているし、エアプランツやグリーンの苗木なども取り扱っている、すごく好きな感じのお店でした。
 
何回か伺って、いつもとても珍しい花を値段をお聞きして購入していまして、ここのところ私のブログの花写真が迫力があるのは、実はこちらのおかげだったんですね。
 
そのお花屋さんって、すごく静かな雰囲気で、でも緊張しなくてよくて、なんだか自然に堂々と出来るような感じのお店です。
きっと天井が高いせいもあるし、賑やかすぎる音楽もなくて、天井にはエアプランツや蘭などがディスプレイ販売され、全体的に視覚と体感の空間がゆったりとしているせいでしょうね。
始めて入店したとき、とてもホッとしたのを覚えています。
 
なんとなく誰にも言いたくないな、と思っていたくらい、私にとって特別な場所なんですが。
先日お伺いしたときに、レジの脇に随分珍しい木のディスプレイがあるのに気づき、ここのことをお話した後、写真の掲載と店名の掲載をご快諾していただいたので、この頃ものすごく暑いしぐったりしている世の雰囲気の中、こういったお店紹介を日曜版でしてみようと思いました。
 
店名の「tronc」(トロンク)はフランス語で「木の幹」の意味だそうで、だからレジの脇にステキにディスプレイしてあるんですね。
 
tronc オフィシャルサイト
https://www.tronc-f.com/
 
 
レジの横にディスプレイされている木の幹
 

こちらがレジの横にあった木です。
元は盆栽だった木に根が残っているのが珍しくて飾っているそうです。
この状態で栽培しているんですか? とお尋ねすると、もう生きてはいないのですが。と少し申し訳なさそうにおっしゃっていたのが、なんだかいいな、と思いました。
 
すごく立派な盆栽って、最終的にはこういった感じに出来るんだな、とすごく感心したディスプレイでした。
 
 
同じくキングプロテア

 

買うときにお店で名前を伺ったんですが、テヘペロみたいな名前だと思ってしまって、いきなりわからなくなってしまい、それ以上聞くことが出来ず(当たり前)、Googleで画像検索しました。
私の購入したのはキングプロテアで、プロテアという花の種類だそうです。
 
プロテアの名は、ギリシャ神話に登場する、自分の意志でその姿を自由に変えられる神プロテウスに由来する。

あまりにも立派で荘厳な花が咲くからである。

特に、キングプロテアと呼ばれるP. synaroidesは見事で、南アフリカにヨーロッパ人が到着して以来、南アフリカのシンボル的植物とされ、現在も南アフリカ共和国の国花に指定されている。
 
(中略)
 
多くのヤマモガシ科の木本と同じく、栄養繁殖が難しいため、もっぱら実生から栽培している。

種子は、英国などの種苗商からネットで入手でき、発芽は比較的容易であるが、大きめの温室が必要で、開花まで5年以上かかる。
 
Wikipedia プロテアより
https://w.wiki/BC3i

 
開花まで5年以上かかったこの美しくて鮮やかな花が今私の部屋にあります。
開花まで5年以上かかったこの美しくて鮮やかな花が今私の部屋にあります。(二回目)
 
すごいですよね。
5年間かけて咲いた花が家にあるって、なんだかすごくタイムトラベル感があります。
見た目も美味しそうだな、と思うんですが、煮付けにしても食べられないそうです。
気をつけて下さいね。(誰も思わないのでは?)
 
 
トルコキキョウとキャラメルアンティーク(薔薇)
 

こちらは一緒に購入したトルコキキョウとなんだか紅茶を思わせる名前だった薔薇を購入しました。(書いてあったのに忘れてしまいました。)
 
紅茶を思わせる名前/薔薇 で検索したんですが、ヒットしなかったので、画像検索をしてみました。(そのひと手間になんの意味が?)
キャラメルアンティークというそうです。
きっとそうです。(もう次からメモして帰ったらどうか)
 
もうひとつはトルコキキョウです。
こちらは頼むときにトルコキキョウをひとつ、と言ってしまって、名前を伺うことができませんでした。
調べたんですけど、いくつかあってよく分からないのでトルコキキョウのピンクです。
そういうことにします。
 
もし気になる方がおられましたら、こちらの写真で画像検索をかけてみてくださいね。
これだ!と思ったのが、あなたのトルコキキョウのピンクです。(・・・私よ。わからないのに無理をしてはいけないよ。)
 
このようにですね、あまり見かけない、あっ!と思うお花がある場所が私にとってのTRONCさんです。もちろん普通の旬のお花もあります。
 
お花って好みがあると思うんですが、聖性を帯びていると言っていいほど、しん、とした中に、その時々の花が置いてあるので、きっと私と同じように、静かに熱く、こちらの花屋さんを楽しみにしている方が近隣におられるのではないか、と、ひとり浮かれています。
 
すさまじい残暑ですね。
9月中旬ですが、まだ真夏と思うことにして熱中症に注意して過ごしましょう。
私は暦に合わせて秋物を着る運動(会員自分ひとり)を早々に取り止めました。(一体いつも何をしているんですか?)←特に気にしていません。
 
少し夏の疲れが出ていますが、お花を生けたりしてどうにかリフレッシュしています。
 
みなさんもくれぐれも熱中症に気をつけながら、時間を見つけてお花を部屋に飾ってみてはどうでしょう?
部屋に飾ると、花って思うより強く美しさを発揮し始めるので、不思議です。
 
それでは、素敵な日曜日をお過ごし下さい。
 
 
店舗情報
 
tronc(トロンク)
 
〒815-0081
福岡市南区那の川2-4-32
HF平尾レジデンス103
 
オフィシャルサイト
tronc
https://www.tronc-f.com/
オフィシャルサイト内でウェブ注文を受け付けておられます。
 
インスタグラム
花屋トロンク
https://www.instagram.com/troncflower/
 
不躾な申し出にも関わらず、ブログ掲載をご快諾くださり、ありがとうございました。
ぜひまた伺います。
 
エナメル
 
 
 

 

2024/09/13

NewJeansのゲリラライブについて思うこと・本日の雑感(不定期)

 

或る夕方 美しいビル

 
久しぶりにK-POPの話題です。
本日の雑感らしく、らっと書く文章でやります。
 
NewJeansのプロデューサー、ミン・ヒジン氏とHYBEが今年に入ってずっともめていますね。
私は何が起こっているのだろうと、定期的に日本に入ってくるニュースを拝読しているのですが、結局何が起こっているのかよくわからないまま、事の推移をただ見ています。
 
そして先日9月11日に NewJeansのメンバーがゲリラライブを行い、自分達が言える範囲でこちら側の視点から、何が起こっていたのか、NewJeansのメンバーとNewJeansとしてのグループの思っていることを語った後、HYBEにミン・ヒジン氏を元のポストに戻して欲しい。ADORを元のメンツに戻して欲しい。
自分達はそこで今まで通りの立場で、NewJeansとしてうまくやっていくので、9月25日までにやって欲しい旨の意思を示しました。
 
私がそのことを知ったのは12日の夜で、驚くというより、それまでもNewJeansはミン・ヒジン氏への解任について裁判所に嘆願書を提出したり、ずっとミン・ヒジン氏を支持する立場を明確にしてきましたので、やっと自身の肉声で立場を明確にしたのだと思いましたし、どんどん状況が動いていく中、2024年の9月12日現在のNewJeansとして一番最新の意思を提示したのだと、とてもいいやり方だと思いました。
 
年若いNewJeans達を心配する声もいくつか見られ、巻き込まれているとする見方もあるようですね。
私は、NewJeansも当事者ですので、巻き込まれているという見方とは違う視点を持っています。
 
またこれは少し整理しながら思った事なんですけど。
 
どうもNewJeansをどこまでチームとして区切るか、で、世界中のNewJeansファン(バニーズ)の中でも、NewJeansの捉え方に差があるのではないか、と思っています。
 
NewJeansってメンバーだけがNewJeansだ。
とする考え方と、
 NewJeansはミン・ヒジン氏や主要スタッフを含めてNewJeansである。
とする 考え方がある。
というのが、私がいま一連の流れを捉えるときの見当です。
 
私個人は後者の、「NewJeansはミン・ヒジン氏や主要スタッフを含めてNewJeansである。」という捉え方です。
 
おそらく、NewJeansはミン氏がプロデュースしていただけであって、NewJeans単体として、プロデューサーが変わっても、他に動きようも活動への指針を変えようもある。
という考え方が、この一連の話のNewJeans側と外からの見方、そしてバニーズ内、外からのリスナー(私です)からのNewJeansの捉え方のズレ、ではないでしょうか。
 
そして再三、NewJeansはミン氏を守る対応を続けているんですけど。
 
そこから見て取れるように、NewJeansというのは最初から「チームNewJeans」であり、その骨格にメンバー達がいて、ミン氏とともにNewJeansをやっていく価値観を持っているのではないでしょうか。
 
それとミン・ヒジン氏についてすごくラベリングが横行しているようですので、一応、書いておきますが。
 
ミン・ヒジン氏はSMTOWNで長期に渡り、アイドルをプロデュースする仕事に就いており、そのビジネス手腕と彼女にしか生み出せないアーティスティックな表現が認められ、主要ポストで仕事をし続けてきた人なんですね。
 
なので、よくある、アーティスティックな天才が、わがまま放題を許されてきた人で、世間知らずで社会的な会話(ビジネス的な)ができない機能不全を持っている。というラベリングは当てはまりません。
 
現在、こちらに入ってくる報道を見る限り、韓国社会は女性の活躍が当たり前となっていますが、おそらくミン・ヒジン氏が活動を始めた初期は、まだまだ女性の社会進出が今ほど当たり前で無かった時期です。
当時から、大きな企業で結果を出し、プロデューサーとして内外に名が轟くまでになった氏が、企業内、社会的に感情的で世間知らずなワケが無いんですよね。
 
だから、こういったラベリングの横行をミン・ヒジン氏がどう見ているのか、NewJeansがどう見つめているのか、を私は考えています。
 
それとこれはBTSの話題に関わりますが。
今回のライブ配信でNewJeans側が自分達のホームである企業側から攻撃をメンバー個人が受けていた。そしてその対応がホームである企業からなされることはなかった。
と発信している件ですが。
 
それくらい。とか、BTSだって堪えてきたのだから、わがままだ。弱すぎるのではないか。という向きもあるようですが(コメント欄を見ました。)  
それは違うでしょう。
BTSは、外からの攻撃に耐え続けてきた下積み時代を経て、内部に潜む罠にも対応してきたと私は捉えていますし、それはそう間違ってはいません。
対してNewJeansは、いきなりホーム企業内でメンバー個人個人に、他のグループと関わりを持たせないという、「お前達は孤立している。」「お前達のメッセージは誰も受け取らない。」という攻撃を受けていたんです。
 
これは、年齢問わず、非常に怖ろしいやり方ですよね。
 
このBTSを引き合いに出す話法は、誰々は堪えてきたのだから、という話に、ホーム企業内でメンバー個人にまで攻撃が行われていた、というNewJeans側の主張を、巧妙にすり替えようとする意図を感じます。
NewJeansの実年齢を利用した、新しいラベリングですよね。
 
また、NewJeansが売れっ子になってゲームチェンジャーと呼ばれ、K-POP史を整理する上でNewJeans以前・以降と区分けしても良いほど、NewJeansの登場が、K-POP・エンタメへ与えた甚大な影響力、という結論は周知の事実です。
 
そのせいで少し混乱があるようですので、私が記憶しているNewJeansが登場した当時のことを、覚え書きとして記しておきますね。
 
BTSの妹分として売り出されたのは、LE SSERAFIM(ル・セラフィム)です。
 
ミン・ヒジン氏は、病気の為、SMTOWNを退職した後、引く手あまたの中、療養と今後のことをご自身が考えた後、HYBEと契約したんです。
そしてHYBE内で、ミン・ヒジン氏が手がける初のガールズ・グループとしてまだ名前もなかった彼女たちが、LE SSERAFIM(ル・セラフィム)のデビューの後、どちらかというとマニアックなアーティスティックプロデュースからの、K-POPガールズグループへの新しいアプローチとして、NewJeansがドロップされたんです。
 
だから最初、(本当はどうだったかはわかりようもありませんが。)けっこう手弁当な感じだったんですよね。
すごく実験的な販売戦略や、私の理解の範囲で恐縮ですが、ガーリーとされているものへのミン・ヒジン氏の新解釈と、全員が同じ髪型で長い黒髪をしていながらも、全員が個別である。とする不思議なバグのようなイメージを持っていたんです。
 
学校のクラスメイトが、皆、だいたい同じような感じなのに、全員違う人間なことはわかっている。
そんな感じでした。
 
デビュー曲「Attention」のMVをご覧になればお分かりのとおり、90年代のダンスが好きな女の子達を体現していて、とてもストリートの匂いのするセンスが充満していたんですよね。
 
どこかにいるかもしれないけれど、本当はどこにもいない。
本当はどこにもいないとされているけれど、いつもそこにいる。
 
そういった女の子像へのバグであり、ウィルス的な感じだったんだな、と今は整理をつけています。
 
なんだか試行錯誤をくりかえし、ひとつひとつ試し試しやっているような感じでしたよ。
 
なので、この一連の騒動が本当に良く分からないんですよね。
私が言っているのは、この騒動の要因のことです。
 
鳴り物入りでミン・ヒジン氏を迎えて、とても実験的な「今のミンさんがやりたいグループをやってみたらどうだろう? 」と私がうっかり受信してしまうほどの、温情と実力への対等な評価をしたHYBEが、こんなたった数年で、いまやドル箱スターに成長したNewJeansとミン・ヒジン氏を含む「チームNewJeans」に対し、こんなわけのわからない騒動を起こしますかね?
 
実際、問題は起きているんですよね。
なのでリスナーとしては、どういうことかな? といつまでも私の頭に「ハテナマーク」が浮かび続けています。
 
NewJeans達は25日の期限までにHYBEが返答するとは、まったく考えていないと思います。
 
それにゲリラ配信の動画がいくら削除されても、個人がアカウントを持ち、それを再掲することはなんら法律違反でも契約違反でもないことです。
それを敢えてしないでいるというのも、おそらくNewJeansは、自分達は、本来のチームとして活動を続けることが第一義である。と意思表示したんだと思います。 
 
その価値観から考えていくと、今後のチームNewJeansの選択肢の方向性は見えてくるのではないでしょうか。
 
すぐ洗脳とか騙されているとかいうフレーズが出てきますけれど、いい仕事をしたい、最低限の環境を整えてくれ、チームメイト(ミンさんのこと)を戻してくれ、という意思表示をすることは、なんら売れっ子になっていい気になってるのでも、世間知らずでも危ない選択でも無いのではないでしょうか? 
 
そんな風に思いました。
 
来日公演のバニーズキャンプで、松田聖子の「青い珊瑚礁」のカバーに、とても上品で敬意しかないリスペクトと、二番からは自分達NewJeansが体現しているダンスからのアプローチで「青い珊瑚礁」を再解釈してくださり、ファンとして胸が熱くなりました。
とても嬉しくて数日はしゃいでしまいました。
 
誰もが大好きな曲です。
だからすぐにあのリズム拍手と声援が飛びました。
本当にありがとうございました。
聖子ちゃんが皆さんにも愛されていることがわかり、胸が膨らむ想いでした。
 
(無数にいるデビュー当時からのファンの1人より) 

エナメル 拝


以上、NewJeansのゲリラライブについて思うこと・本日の雑感(不定期)、でした。

20240915 13:47 文章をなおしました。内容の変更はしておりません。


 
  
 

2024/09/10

Uber Eatsの花束

暑いですねー。
ものすごい残暑です。
 
私の住んでいる地域はミニマム限定で蚊が大量発生しているらしく、バスを待っていたらものすごく刺されました。
 
運悪く愛用しているベープ150日間も切れていて、部屋の中にも小さな蚊が居てお酒を飲んだ後そのまま眠ってしまってこれまたたくさん刺されてしまいました。
でも少し刺されてもすぐ元に戻ったので、小さな蚊だったんでしょうね。
よかったです。(よかったこと探し)←ポリアンナ?
 
お米不足が大変なことになっていますね。
いつものネットスーパーでも品切れで、タイ米を購入しました。
ストックを作っておいたので、これとタイ米で11月までなんとかしのげそうです。
といってもウチはこの頃お米を食べないことが多いので、今回の米騒動、早く落ち着くと良いですね。
11月になってもお米市場が安定しなかったら、お餅がたくさんあるのでそちらでなんとかしようと思っています。
 
 
こちらはUber Eatsで注文した花束です。
Sサイズで1000円ちょっとでしたよ。
 

こちらも同じくUber Eatsで注文した花束です。
供花が切れていたので、そちらに生けました。
 
すぐに秋めくのかな? という予想はすべて外れのようです。
 
あまりに暑いので外出再開もすぐに取りやめました。
 
猛暑で、ベランダにある素敵な名前を持つ庭の手入れが出来ておらず、枯れ込んでいた大鉢をいくつか処分しました。
 
育てていた草花を処分するとき、もう枯れてから処分することが多いのですが、いつもご苦労様でした。天国で新しい命に生まれ変わって下さい。と心の中で手を合わせています。
ガーデナーとしてはそういう判断が必要なときもあり、少しだけ躊躇ったり逆に妙に勢いづいて処分してしまうときもあります。

そろそろ夏剪定をして、秋薔薇のシーズンに備えようと思います。
 
以上、 Uber Eatsの花束でした。
 
 

 
 

2024/09/08

移動する街

 

3年目のオリーブの実たち

 
日曜日なので、穏やかな内容を書いています。
 
私の住む街は、旬の街が移動するという特色を持っています。
 
どういうことかと言うと、20年単位で、中心部が変わるんですね。
都市計画で次はここを仕掛けましょうという商業発展して欲しい所とは別に、予想に反したエリアに旬の街が移り変わります。
 
それすらも水面下で仕掛けられていたのかもしれないと考えていくとキリがありませんが。
おそらく違うでしょうね。
偶然そういう旬になっていく所が集まり始めて、ひとつひとつ通りに馴染んだ結果、最初に予定されていたターゲットとは違う人々が集まり始めて、新しい旬のエリアが出来ていくんです。
 
先日、そこにこっそり近寄ってみると、本当に楽しくって活気があって、旬の街特有の、誰も気にしないし誰が来ても良いし面倒くさいこと言わないし、どこかごった返していてワイワイしながら、すこし低温度の風が吹いている。
という私の大好きな街の要素がストリートにありました。
耳の早い、インバウンドと呼ばれている海外旅行客のみなさんもちょっと覗いてみようという感じで、「熱」のある空間でした。
 
私は青年ではないので、やっと重い腰を上げてみようかな、というタイミングだったんですけど。
おそらく街の若者や青年層にとっては、そこはもうお馴染みなんでしょうね。
 
古い言い方になるんでしょうか。
「河岸を変える(かし)」という価値観があります。
ごくミニマムであれば、呑んでいて場所を変える・店を変える、というやり方。
これは、入った店に腰を落ち着けて呑み続けてもいいけれど、ちょっと窓を開けて空気を変えるみたいに場所を移って、その人達がその時纏っている良い流れ、いい雰囲気を維持するためにやる、やり方です。
逆にちょっと今日もう飽きたな、という気配が漂い始めた時に、すっと場所を移動して仕切り直す、というやり方でもあります。
 
この「変える」ということ。「変わる」ということ。
少し寂しいような、さっぱりした気配があって清々しさがあることを、すごく悪いことのように信じ込んでしまう世代特有の価値観があって、私はそれがどうにも好きになれません。
 
変わらないといけないとか、変えないようにしようとか、そういう「逃さない感じ」が、とても嫌いなんですよね。
 
伝統とか新たに発見された素敵なこと。
そういうのを大切にしようが嫌なんじゃないんです。
あ、ここは違うな。
そうパッと判断する自分や、考えるより先に立ち上がって店を出ようとする人の腕を掴んで、無理矢理座らせる感じが、すごく執拗で嫌いなんです。
 
こういうことを遮るために、巧妙に手を変え品を変え、それこそが素晴らしいもののように言い募ったり、説得してるつもりの、新しい価値観を提示して、それこそがとても良いように見せかけるもの。
もっと言えば、教育したり教示しているつもりのもの。
 
そういうのは、嫌だな・・・、と堂々と思って、心の中で「あ、はーい」って返事しながら、相手にしなくていいんですよね。
 
またスタイルという、暮らしのお洒落な提案の中に、本人の自己判断や肌に合う合わないを頑強に拒否するものがあるでしょう?
 
ああいうのは誰も相手にしていないし、そうかな・・・?と不安になっても、あなたが無理をして窮屈な思いをする責任を、誰も取ってくれないので、さっさと席を立って自分の好きなこと、いいなと思うことに移って良いんですよね。
私の数少ない経験上、そこに上手なやり方を付け加えるなら、「黙ってやる」ですかね。
 
どうしてそういう人が存在しているのか、今まで考えてみても結局よくわからないので、もう考えるのを止めたんですけど。
鵜の目鷹の目で、自分じゃない人が楽しくて素敵な状況に入ることを、なぜだか邪魔しようとする価値観があるんです。
多分、自分と人の区別がつけられない、区別がつかない人なんだと思います。
そういう人を相手にするのは、心底、時間の無駄ですので、どんどん好きなこと、いま自分にフィットすることに、黙ってサクッと移っていいんですよね。
 
そして、どうにもこうにもあなたを遮れないとわかると、「どうして?」「なぜですか?」と質問攻めにして、足を止めさせようとまでしてきますので、「んーなんとなく」とか「あー、うーん・・・」って言いながら、パッとその場を離れて、そういうもの全般から距離を取りましょう。
 
あとこれも心の中だけ思っていればいいことですが。
タイパという言葉が使われるようになって久しいですね。
タイムパフォーマンスという言葉なんだそうです。
よく分からないまま、時間をかける理由に納得がいくかいかないか、というハナシだろうな、と見当をつけていたんですが。 
 
(前略)
限られた時間内にどれだけの効果・満足度を得られるかが強く意識されるようになっている、という指摘がある。『三省堂 辞書を編む人が選ぶ「今年の新語2022」』では「タイパ」が大賞に選出されたように、「タイパ」は最先端の言葉・概念として脚光を浴びるようになった。
(後略)
 
Z世代が重視する「タイムパフォーマンス(タイパ)」の意味とは? メリットやビジネスにおける事例を解説
HRプロ編集部
公開日:2023/07/05
https://www.hrpro.co.jp/series_detail.php?t_no=3165

 
この考え方を良いと思うか、そうでないと思うかは、個人個人に委ねることです。
ただ、この考え方を「ただ単に、待てない人が利用している」ことが非常に多いようですね。
 
ええ、待てない人です。
短気以前の問題で、少し待つ。状況を判断して自分の時間、順番が来るまで、そこで待つ。
ができない人が、上手いことこの言葉を利用して、時間がかかる人、時間がかかって当然の状況に圧をかけているのを見かけているので、そういう勘違い野郎どもに焦る必要はないですよ。
と書いておきます。
 
口に出すと面倒なことが起きるので(笑)、心の中でこのように思っておきましょう。
「でもあなたは、ここに来て買い物をする時間があるんですよね? 」
 
本当に忙しい人は、外出してそこまで歩き(または車ないし自転車で移動して)、物を購入して支払いを済ませ家に帰る時間すら無いはずです。
本当にタイパを意識して仕事をせねばならない人は、わざわざ忙しくて混む時間帯にそこに行って買い物をするという選択をしません。
 
そういう状況に入る前に、そうならないように生活の工夫ができる人(またはしないとスケジュールが回らない人)が、自分の時間を無駄にしないでくれ、とお店の人や順番待ちの時にアピっていい人ですよ?(にっこり)
 
待てない人は幼稚園生からやり直しですね。
放っておきましょう。
 
 
それでは、素敵な日曜日をお過ごし下さい。
 
 
 
 
 
 

2024/09/07

美味しくない店に行ってしまった時の対処法

先人の教えを頂きました。
 
美味しくなかったお店に行っちゃって、食べてる途中でだんだん口数が少なくなってしまい、お店を出た後も、瞬間的にやつれ果ててそよ風にも吹き飛ばされそうになってしまう状態の時。
 
どうすれば良いかをレクチャーしてもらいました。
 
店を出た後、少し離れてから、
背筋を伸ばし、毅然と、一緒に行った相手に向かって、
 
「不味かったですね!
(きっぱり)」
 
と言い放つんだそうです。
 
その後、肩で風切るイメージで歩き出して、二度と思い出さない。
 
だそうです。
 
勇壮に、自分の背後に地平線が見えるほどの大草原が広がるイメージでやると、さらに良いそうです。 

1人のときは(ソロの場合)、
 
「不味かったね!
(断定)」
 
と胸の内で言い放つんだそうです。
 
その後、肩で風切る感じでやっぱり歩き出して、二度と思い出さない。
 
それでオッケーだそうです。
 
タイヘン参考になりますね。
 
誰のせいでもないですし、
誘ってしまって悪かったな・・・。
と思ってしまうし、
相手も、
気にしないで気にしないで、ホント気にしないで。
と全力で思ってる時に、
非常に有効です。
 
ぜひとも皆さん、今すぐやって下さい。
(エナメル指示
 
以上、 不味い店に行ってしまった時の対処法、でした。