O先生によるエナメル紹介



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うっかりカツカツやって来て、うっかり居ない。( By O.)
 

2025/03/02

星がついているマンション

 

 
日曜日なので、穏やかな内容を書いています。
本日は特別に7時違いの更新としています。)
 
ここ数日、建築について色々考えたりお話を伺ったりしています。
建築を専門的に学んだ事も、国内の建築物ベスト5を空んじている訳でもないのですが、私はひょんなことから、人々の生活で機能する優れた建築の中で過ごしていた事が多いようです。
 
私の住む街の近隣には、隈研吾氏の仕事の1つである、大変繊細で端正な曲線構造のスターバックスがあり、昨年の地震へのお見舞い観光で来日して下さっている海外の方々が、たくさん利用されたり記念撮影をしたりしていて、既に世界的な観光名所となってるのも記憶に新しい限りです。
 
現在私が居住するエリアは、比較的若い方々の生活圏内で、とあるマンションが中でも密かなお気に入りです。
どう気に入りかというと、夜の景観がとても美しいんですね。
生活者の建物ですから、当たり前に機能しつつ日常に堪えうる範囲の美しさがあります。
 
ある日、とても素敵な気分の時に夜道を歩いていて、ふと顔を上げたら、部屋の数だけの四角く縁取られた浅い夜時分が、空に向かって並んでいて、揃いではない灯り達が、私達もよく知っている豊かさを発光していて、息を飲みました。
足を止めて眺めていると、ただ静かに街の喧騒から区切られた部屋数が、今日が続いているのを見せているのを、ただ知る19時が過ぎていくんですね。
 
そういう密かにお気に入りなのですが、それだけでも特別なのに、ふと或る19時にいつものように見上げた先に、星があったんです。
ちょうど建築について考えたり話し出している時だったので、いつもの位置より少し離れてその建物に向かって立つと、ベストバランスでその星があることに余計に気がついて、このマンションの図面をここに持ってきた建築家は、知っていて建てたのだろうか、と体が震える程、感激しました。
 
特に確かめる必要も無く、それは図のように、ビルの端から内に向かった上空に、現実を光年の煌で街を照らしていました。
その内、不動産屋さんは知っているのだろうか、もしもご存じないのなら、図面をここに建てた方だけの美しい内証なら、お伝えすれば明るい気持ちになるだろうか、と感じ入った後、満ち足りた沈黙が口元に三日月を横にして現れたので、ここにこっそり書いているという訳です。
 
この頃は私も明るい内に行動をと書いていますが、もし明るい夕方に生活の光群を見かけたら、念の為、上空に届く光年のタイムカプセルが瞬いていないか、確認してみてください。
結果は、貴方の人生中に併走すると思いますので、ぜひとも内証にしていただけると、嬉しいです。
 
それでは、明るく豊かな夜毎の19時を思いながら、素敵な日曜日をお過ごし下さい。