本日の日曜版は、朝11時に公開しています。
日曜日なので、穏やかな内容を書いています。
先日、ゾゾタウンで、もう何年ぶりかわからないほど久しぶりに、ヒールのある靴を買いました。
まだ届いていないんですけれど、ストラップがついているので、足の甲の高さや幅やなんかの少々の誤差はなんとかなるだろう、という判断です。
もともとヒールのある靴が好きでした。
あまり高いのは履けないけれど、大人になって最初に買った靴は黒いハイヒールでしたし、あれこれヒールのある靴を好んでよく履いていました。
その頃から、しっかりした造りのスニーカーが台頭してきて、街をいく女性の足元は、ヒール派かスニーカー派で二分されていたように記憶しています。
ヒールに合わせるのは、オフィスではストッキング、カジュアルな場所では色々な厚さのタイツ、それプラス、私はソックスを合わせて、懐かしの映画の登場人物の足元を真似たりするファッションが好きでした。
若かったからできたことなんですけれど、ヒールで足が痛いのも我慢して、かなり歩き回っていました。
歩き回れたということは、7センチ、8センチの高いヒールではなく、5センチ、6センチのヒールだったんでしょうね。
先日、ゾゾタウンで、もう何年ぶりかわからないほど久しぶりに、ヒールのある靴を買いました。
まだ届いていないんですけれど、ストラップがついているので、足の甲の高さや幅やなんかの少々の誤差はなんとかなるだろう、という判断です。
もともとヒールのある靴が好きでした。
あまり高いのは履けないけれど、大人になって最初に買った靴は黒いハイヒールでしたし、あれこれヒールのある靴を好んでよく履いていました。
その頃から、しっかりした造りのスニーカーが台頭してきて、街をいく女性の足元は、ヒール派かスニーカー派で二分されていたように記憶しています。
ヒールに合わせるのは、オフィスではストッキング、カジュアルな場所では色々な厚さのタイツ、それプラス、私はソックスを合わせて、懐かしの映画の登場人物の足元を真似たりするファッションが好きでした。
若かったからできたことなんですけれど、ヒールで足が痛いのも我慢して、かなり歩き回っていました。
歩き回れたということは、7センチ、8センチの高いヒールではなく、5センチ、6センチのヒールだったんでしょうね。
どうしてヒールを履いていたのか、直接の理由は忘れてしまいましたが。
おそらく、制服を着ていた頃に、オシャレなカフェの背の高い丸椅子に腰掛けて楽しそうにお茶を飲んでいる、そのファッションビルで働いていたのだろう、綺麗で、いい匂いのするロングヘアのお姉さん達が、つま先をなめらかにコーティングする靴のヒールの切先までも含めて、あまりにも美しく、隙のない装いだったのに憧れて、だと思います。
だから、お化粧もする派でした。
そういえば、お化粧も、ナチュラル派、しっかり派、素顔に口紅だけ派がありましたが、私は、日に灼けやすく、陽射しのアレルギーもあったのできっちりしていたんですけれど、本当に化粧が下手くそで、いつもあれこれ練習をしていました。
でもなぜかマスカラだけは、化粧がなんとかサマになってきてからしか、しなかったんですよね。
たぶん、自分のまつ毛は短いと思い込んでいた時期が、すごく長かったからではないでしょうか。
実際には、別に長いわけでも、取り立てても短いわけでもなく、ペろーんとした私の目の大きさの割には長いけれど、一般的に長いとされる、まつ毛の上にマッチ棒や爪楊枝がひょい、と乗せられる程ではありません。
お化粧をよくされる方はご存知のように、マスカラをしっかり塗ったほうが、メイクオフは面倒だけれど、化粧としてはバシッと決まりますよね。
私は、お化粧ビギナー期はマスカラをしていなかったので、なんだかすごく間抜けな化粧顔だったんじゃないかと、いまでは思います。
だからなんでしょうけど、すっごい道行く知らない人に説教されてました。
メイクのやり方が甘いとか、不自然なほど子供扱いされたりとか、私の身長にはそのスカートのロング丈は似合っていないとか。
おそらく、制服を着ていた頃に、オシャレなカフェの背の高い丸椅子に腰掛けて楽しそうにお茶を飲んでいる、そのファッションビルで働いていたのだろう、綺麗で、いい匂いのするロングヘアのお姉さん達が、つま先をなめらかにコーティングする靴のヒールの切先までも含めて、あまりにも美しく、隙のない装いだったのに憧れて、だと思います。
だから、お化粧もする派でした。
そういえば、お化粧も、ナチュラル派、しっかり派、素顔に口紅だけ派がありましたが、私は、日に灼けやすく、陽射しのアレルギーもあったのできっちりしていたんですけれど、本当に化粧が下手くそで、いつもあれこれ練習をしていました。
でもなぜかマスカラだけは、化粧がなんとかサマになってきてからしか、しなかったんですよね。
たぶん、自分のまつ毛は短いと思い込んでいた時期が、すごく長かったからではないでしょうか。
実際には、別に長いわけでも、取り立てても短いわけでもなく、ペろーんとした私の目の大きさの割には長いけれど、一般的に長いとされる、まつ毛の上にマッチ棒や爪楊枝がひょい、と乗せられる程ではありません。
お化粧をよくされる方はご存知のように、マスカラをしっかり塗ったほうが、メイクオフは面倒だけれど、化粧としてはバシッと決まりますよね。
私は、お化粧ビギナー期はマスカラをしていなかったので、なんだかすごく間抜けな化粧顔だったんじゃないかと、いまでは思います。
だからなんでしょうけど、すっごい道行く知らない人に説教されてました。
メイクのやり方が甘いとか、不自然なほど子供扱いされたりとか、私の身長にはそのスカートのロング丈は似合っていないとか。
昔はそういう人が多かったんですよ(笑)
いまとなっては、その手の人たちは滅亡しているので、心から胸をなでおろして歩いていますが。
春・秋シーズンのスカートを初夏に、生地が薄いからいいや、としれっと履いていたら(昔からそういうところは雑)、年配のご婦人に、それは季節外れですよ、と注意されたこともありました。
いまとなっては、その手の人たちは滅亡しているので、心から胸をなでおろして歩いていますが。
春・秋シーズンのスカートを初夏に、生地が薄いからいいや、としれっと履いていたら(昔からそういうところは雑)、年配のご婦人に、それは季節外れですよ、と注意されたこともありました。
あれ、一体なんだったんだろうな、と思いながらも、多分、
私は、立ち振る舞いがあまり優等生の女の子ではなかったので、時代を憂う人達につかまって何か言われる率が高かったんでしょうね。
そんなふうなわりに足元はヒールなので、注意する側からしても、この子はクラシックなスタイルで行きたいのか、カジュアルシックにしたいのか、単によくわかっていないのか、あえてルールを崩して着てるのか、判断に困ったんだと思うんです。
当時は、どうしてこんなことを知らない人に言おうと思うんだろう。
どうして、言い返されたりするかも、と思わないんだろう。
と、口に出さずに腹を立てていたんですが。
池波正太郎のエッセイを読み始めてから、昔の日本女性は、本当に邦画黎明期の女優さんのように、しとやかな言葉遣いをされていた方がたくさんおられたそうなので、突然世の中に現れた、なんだかわからない女の子達の中でも、化粧が下手な上、服の選び方もわかっていないように見える子が、必死でエレガンスを履いているのを見て、良かれと思ってのことだったのかもしれないな、と最近では思うようになりました。
いまだったら、うまくヒールのある靴を履けるのかと言われれば、あらたまった席に行くというイレギュラーな時以外で、本当にいつぐらいかぶりにヒールのある靴を履くので、うまく歩けるんだろうか。最初は数ブロックで足が痛くなるのでは?
とあれこれ不安は尽きません。
でも、足元のオシャレをしよう、と、また思えたのは、以前ここで触れたように、コロナが始まってからずっと、自分で気がつかないふりをしていた失った時間を、ひとつひとつ、また手元に手繰り寄せ始めるほどには、元気になってきたんだな、と明るい気持ちで、ヒールが好きだった自分、が届くのを待っています。
そんなふうなわりに足元はヒールなので、注意する側からしても、この子はクラシックなスタイルで行きたいのか、カジュアルシックにしたいのか、単によくわかっていないのか、あえてルールを崩して着てるのか、判断に困ったんだと思うんです。
当時は、どうしてこんなことを知らない人に言おうと思うんだろう。
どうして、言い返されたりするかも、と思わないんだろう。
と、口に出さずに腹を立てていたんですが。
池波正太郎のエッセイを読み始めてから、昔の日本女性は、本当に邦画黎明期の女優さんのように、しとやかな言葉遣いをされていた方がたくさんおられたそうなので、突然世の中に現れた、なんだかわからない女の子達の中でも、化粧が下手な上、服の選び方もわかっていないように見える子が、必死でエレガンスを履いているのを見て、良かれと思ってのことだったのかもしれないな、と最近では思うようになりました。
いまだったら、うまくヒールのある靴を履けるのかと言われれば、あらたまった席に行くというイレギュラーな時以外で、本当にいつぐらいかぶりにヒールのある靴を履くので、うまく歩けるんだろうか。最初は数ブロックで足が痛くなるのでは?
とあれこれ不安は尽きません。
でも、足元のオシャレをしよう、と、また思えたのは、以前ここで触れたように、コロナが始まってからずっと、自分で気がつかないふりをしていた失った時間を、ひとつひとつ、また手元に手繰り寄せ始めるほどには、元気になってきたんだな、と明るい気持ちで、ヒールが好きだった自分、が届くのを待っています。
ZOZOTOWN、けっこう色々な靴がありましたので、ウィンドウショッピングならぬモニターショッピングをして、足元までのコーディネートで頭の中で遊ぶのも、楽しいかもしれません。(回し者ではありません)←(笑)