休刊 キム・ソクジン



休刊 キム・ソクジン 
あと2ヶ月ですね。
ARMYさん達も待ち遠しくされていると思います。
アルバコエルレアオクラータは花が終わりました。
無事のお戻りを待っています:)

2023/11/05

いつかの話


この投稿では、とてもセンシティブな話をしています。
あくまで個人ではこういう選択もある、というご理解をお願いします。


 

 
この歳になる前にも、先の話をパートナーとしたことがあったんですが、その時には、いま私達が所有しているパスワードや暗証番号の話になって、それをいざという時に備えて共有しておこう。という決まりは作ったんですね。
 
でも、私はものを知らなくて、自分たちが受給できる年金額のことをさっき知ったばかりで、この先の自分達の生活をどうするか、という話を少し前まで喧々諤々としていました。
 
具体的にどうするかは、備えていこう。ということになったので、あとは自分たちが工夫していくしかないんですね。
 
それで、その続きで、どちらかが認知症になってしまった場合は、どんなに一緒にいたくても、やはりあるレベルになったらお互いともに施設にお願いしよう。ということになりました。
それがお互いのために1番いいと、私達はいまのところ考えています。
 
そしてそして、その先の話になったんです。
 
実は、療養期間中に、私はちまちま蓄えたもので、お墓を本来なら購入しようとしていたんですが、コロナでそれも叶わなくなってしまい、2023年の11月現在に、さてそれはどうしようかという話になりました。
 
これは一般的な日本人の感覚ではなく、私と家族の価値観なので、どうか誤解しないでいただきたいんですが。
 
色々検索してみた結果、樹木葬というものがあるそうなんです。
興味のある方は検索していただくとして。
 
私達は、現状では、片方の遺骨と一緒に暮らして自分も最期を迎えた時に、自分達の区画に一本の木を申し込んで、そこに散骨してもらう方法(または骨を埋めてもらう方法)を選ぶことにしました。
まだ具体的に資料を取り寄せてというところまでは行っていないんですけれど、まず間違いなく、費用もなんとかなる範囲の格安のコースで、なんとペットも一緒に埋葬可能コースもあるんだそうです。
 
我が家には、先に触れたように、私の腕の中で息をひきとったペットの遺骨があり、毎日、コンディションがすぐれない時以外は、お水をあげています。
ペット専用の霊園で火葬してもらっていたんですね。
そちらはもちろん有料でしたけれど、綺麗な小さな骨壷にいれてくださって、お坊様に読経までしていただいて、美しい刺繍の袋に包まれて、いまも私達が過ごす部屋の明るい場所にそっと置いてあります。
 
なので、そのペットとも一緒に散骨をしてもらえるのなら、それが1番いいということになりました。
そして私は、もうひとつ、私の大切な友人だった木の枝を一緒に火葬してもらい、その灰も散骨してもらうことにしました。
 
木を選べるなら、私達が大切にしている種類の木を。
選べないのなら、できれば桜を。
無理ならば、その中で選べる木を。
それでも難しそうなら、ペットと私達と友人の木の枝と一緒に、海に散骨してもらおう、ということに決まりました。
 
これは、ちょっと珍しい価値観かもしれません。
でも、私達にとってはそれが1番、穏やかで、願ってもない方法である、とそこは2人とも同時に即決でした。
 
樹木葬や海への散骨は、もちろん専門の会社を通して申し込むタイプなので、気になる方は、いくらかかるのか、どうすればいいのか、検索して、自己判断、自己責任で色々と計画してみてはいかがでしょうか。
 
ちょっと理解できないな、という方もおられるかもしれませんが、そういう方はまたご自身が大切に想われている方法で、いつかの話を決めるのが1番だと、差し出がましいですが、そう思います。
 
またずいぶんと先の話をしてのん気なものだな、と呆れられるかもしれませんが。
私達はいつかのことがはっきり意志確認できて、あまり考えないようにしていたことから、日々の中でじわりと滲み出てくる不安がかき消えて、なんだかとても静かで豊かな気持ちになりました。
 
あくまでも予定ではあるのですが。
 
ひとつの情報として、こういうケースもあるよ、ということで投稿します。
 
 
 
 
 
 
 
20231105 21:54 誤字と文章をなおしました。